・自覚症状があった:49.6%
・自覚症状がなかった:38.9%
・覚えていない:4.0%
・無回答:7.5%
≪自覚症状はなかったが病院を受診した理由≫
・健康診断(人間ドック含む)で指摘された:49.6%
・他の医療機関などで受診を勧められた:22.0%
・病気ではないかと不安に思った:12.3%
・その他:13.7%
・無回答:8.0%
※厚生労働省受療行動調査による
◆大腸癌の自覚症状は、癌がどの部位にできるかにより異なります。
主な症状は、血便・下血・下痢と便秘の繰り返し・便が細い・便が残る感じ・お腹が張る・腹痛・しこり感・貧血・原因不明の体重減少などが挙げられます。
しかし、これらの症状はいずれも大腸癌がかなり進行してから現れる症状です。
早期の大腸癌では、便に微量の血が混じるぐらいでなかなか自覚できません。痔の持病を持つ方は、『いつもの痔の出血』と考えて、大腸癌の発見が遅れがちです。
◆大腸癌は、早期発見であれば90%以上が治ると言われているほどですが、平成22年度の国民生活基礎調査では、大腸癌検査の受診率は、40歳以上で男性:27.4%・女性:24.9%となっています。受診しない最大の理由は、『仕事が多忙だから』ということです。
◆大腸癌の早期発見・早期治療に成功した人はどんな人!?
それは健康診断を定期的に受けていた人、そして精密検査をすぐに受けた人です!!
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