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2023年10月13日金曜日

■インフルエンザワクチンと新型コロナワクチンの間隔について

 

インフルエンザワクチンと新型コロナワクチンの間隔について、間隔を空ける必要がなく、同時接種も可能です。

新型コロナワクチンと他のワクチンの同時接種については、インフルエンザと新型コロナワクチン以外のワクチンに関しては、投与間隔を13日以上空けることとなっています。

2022年5月11日水曜日

■皮膚科の軟膏処置に使用する軟膏使用量や1月の投与量上限内規

日常薬剤師業務などで感じたことを
どんどん発信していきたいと思っています!

本日は、 当院の皮膚科医師より、ヒルドイドなどの外用剤の「1ヵ月の投与上限量が一体何gまで処方できるのか」を教えて欲しいと連絡がありました!

たまたま発見したこちらの資料を参考にお応えさせていただきました!

2022年4月24日日曜日

■心不全について勉強まとめ:2022年4月23日

■心不全とは!?
心臓は全身に血液を送り出すポンプとして一日中、休むことなく働いています。心不全とは、『心臓が悪いために、息切れやむくみが起こり、だんだん悪くなり、生命を縮める病気』と定義されています。
最初は無症状だが、症状発症にて心不全に気づく!


■心不全の症状
・息切れ
・浮腫(むくみ)
・体重増加


【心不全】
ACE阻害薬:エナラプリルは、心不全による死亡率・入院率を16%下げる。
左室収縮脳低下に効果あり!


【心不全】
β遮断薬
ビソプロロール
・β1選択性:心臓選択的に作用。気管支へ影響少なく、喘息誘発する危険性比較的低い。
・ISA-:内因性の交感神経刺激作用がない。心臓への無用な刺激ないため、心臓を純粋に休ませるのに好都合。一方で、徐脈作用が強く、心不全発現に注意が必要。


【心不全】
ARB
・心不全予後改善効果
・ACE阻害薬が使えない人に良い(空咳)
・薬価は、ACE阻害薬に比べて高くなってしまう


【心不全】
抗アルドステロン薬
スピロノラクトン・エプレレノン
・心不全による入院・心血管死減少
・高カリウム血症増える
・スピロノラクトンの副作用(女性化乳房)


【心不全】
ミネラルコルチコイド受容体拮抗薬
エサキセレノン(ミネブロ)
・左室収縮能低下に有効
・CKD(慢性腎臓病)の進行を防ぐ効果が期待できる
・高カリウム血症に注意必要


【心不全】
ハンプ
(1)血管拡張作用と利尿作用を有する急性心不全治療薬
(2)肺うっ血に伴う呼吸困難を改善
(3)後負荷軽減により、心拍出量を増加
(4)心拍数を上昇させないため、心筋酸素消費量を増加させない


【心不全】
アンジオテンシン受容体ネプリライシン阻害薬(ARNI)
サクビトリルバルサルタン(エンレスト)
・ナトリウム利尿ペプチドの作用増大し、血管拡張、利尿、尿中ナトリウム排泄、交感神経系抑制、心肥大抑制及び線維化抑制等の多面的な作用
・ハンプに代わる内服薬として期待!


【心不全】
エンレスト(ARNI)vsエナラプリル(ACE阻害薬)
エンレストが、心血管死+心不全入院を20%減少!
今までの治療がより、良くなっている。
薬の進歩!
ただし薬価が上がる。
ACE阻害薬からエンレスト切り替え時は、36時間以上のウォッシュアウト必要。


【心不全】
SGLT2阻害薬
フォシーガ・ジャディアンス
・糖尿ある人にもない人にも、心不全に対して同等に効果あり。
・低血糖の副作用は、糖尿病ある人のみ起こる。
・脱水は取り上げられているほど、そこまで起こってない。
・EF低い群で効果あり。60%以上では有意差なし。


【心不全】
HCN4チャネル遮断薬
イバブラジン(コララン)
・弁の締まり悪いチャネルに有効。Na入ってくるため、漏れ方の程度で心拍数変わる。
・安静時心拍数75以上で使用。脈遅くする。
・副作用:光視症-視野の一部に光が走って見える現象。
・喘息でβブロッカー使えない人、血圧低くてβブロッカー増やせない人に。


【心不全】
可溶性グアニル酸シクラーゼ(sGC)刺激薬
ベルイシグアト(ベリキューボ)
・現時点では、使い方難しい
・65歳未満、75歳未満 若い人に効果あり
・NYHA分類 Ⅲ・Ⅳ 対象
・GFR高くても、低くても良くない
・EF低い群で効果あり


【心不全】
・日本 100万人以上罹患している
・今後、高齢化に伴い、ますます患者さん増えていく
・心不全による再入院を減らすことがポイント
・心不全治療は、患者さんが薬をしっかり服用してくれるかが、治療に影響をすごく与える!


【リフィル処方箋】
・1回の診察で3回まで薬をもらえるようになる。
・医師負担減らす↓
・薬剤師責任増↑
・医師の診察なく、薬渡す我々薬剤師の役割⇒患者さんの訴えや症状をしっかり確認して、必要に応じて病院受診を勧めるなど、フィードバックも的確に行っていく必要あり!



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病院薬剤師の田浦マインド講座

2022年2月7日月曜日

■ミレーナについて DI情報:2021年9月16日

  合成黄体ホルモンであるレボノルゲストレルを子宮内に直接放出するというシステム。

 避妊の他、過多月経に適応。

 経口避妊薬と同等の避妊効果があり、過多月経や生理痛にも1回の装着で、5年間の有効性あり。

 経口薬より安い。

 ピルより、全身作用少ないため、ピルが使いづらい40歳以上、喫煙者、高血圧、肥満、血栓症リスクのある人でも使いやすい。

 デメリットは、3ヶ月以内の自然脱出が4%。

 性感染症、卵巣チョコレート嚢腫などでは使用できない。




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2022年2月6日日曜日

■抵抗性高血圧症について DI情報:2021年9月14日

 アムロジピンは、レニン、アンギオテンシンⅡ、アルドステロンの分泌を促進する可能性がある。

他のCa拮抗薬でも、抵抗性高血圧の場合、起こりうる。

ただ、Ca拮抗薬の中でも、シルニジピンは、レニン・アンジオテンシンⅡ・アルドステロンをあげないと報告されており、有効。

 アムロジピンetcCa拮抗剤を使用しても下がらない時にシルニジピンに切り替えると、劇的に降圧する症例も報告されている。



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■チモプトールXEとリズモンTGの違いについて DI情報:2021年9月9日

チモプトールXEもリズモンTG11回に工夫されたチモール酸塩点眼です。


チモプトールXE⇒涙と反応してゲル化 室温保存

XEExtended Efficacy


リズモンTG⇒温度と反応してゲル化 冷所保存

TGThermosetting Gel




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2022年2月2日水曜日

■眼内真菌炎症について DI情報:2021年9月1日

抗真菌剤によって、硝子体への移行性が異なるため注意。

・フルコナゾール:6985

・イトラコナゾール:約4

・ボリコナゾール:約53

・ミカファンギン:0.46

・カスポファンギン:検出不可

・アムホテリシンB:約15



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