▽偽陰性を生じる可能性がある薬剤
以下のような薬剤服用中または服用中止直後では、偽陰性になる可能性があるため注意すること。下記薬剤服用中止後2週以降(できれば4週以降)の時点で呼気試験を実施するのが望ましい。・プロトンポンプ阻害薬:PPI
オメプラール(オメプラゾール)、タケプロン(ランソプラゾール)、パリエット(ラベプラゾール)、ネキシウム(エソメプラゾール)
・抗生物質全般
・胃粘膜保護剤
アルサルミン(スクラルファート)、ガストローム
・ビスマス製剤
次硝酸ビスマス
▽偽陰性を生じない胃粘膜保護剤
ムコスタ、セルベックス、アルロイドG
▽偽陰性を生じるかは不明だが、生じたという報告がない胃粘膜保護剤
マーズレン、ケルナック
▽除菌後に頻用されるH₂ブロッカーに関しては、データはないが、偽陰性を生じることがないとも言えないとのこと(メーカーより)。上記の胃粘膜保護剤に関しても調査されていないため、データなし。
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