・ラクナ梗塞
・アテローム梗塞
・心原性脳塞栓症
≪脳卒中治療ガイドライン2009、日本脳卒中学会より参照≫
一般名
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商品名
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特徴
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ラクナ梗塞
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アテローム梗塞
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心原性脳梗塞
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血栓溶解療法
(静脈内投与)
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アルテプラーゼ
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アクチバシン
グルトパ
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適応基準:脳梗塞発症3時間以内、CTで早期虚血所見がない、軽微
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A
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A
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A
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血栓溶解療法
(動脈内投与)
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ウロキナーゼ
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ウロキナーゼ
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神経脱落症候を有する中大動脈塞栓性閉塞で、発症3〜6時間で使用開始が可能
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B
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B
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抗凝固療法
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アルガトロバン
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スロンノンHI
ノバスタンHI
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発症48時間以内で1.5cm径以上の脳梗塞に推奨
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B
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ワルファリン
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ワーファリン
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INR:2.0〜3.0が推奨、高齢の非弁膜症性心房細動ではINR:1.6〜2.6
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◯
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抗血小板療法
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オザグレル
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カタクロット
キサンボン
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急性期(発症5日以内)の脳血栓(心原性脳塞栓を除く)に160mg/日推奨
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B
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B
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アスピリン
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バイアスピリン
バファリン
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発症早期(48時間以内)の脳梗塞に160〜300mg/日推奨
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A
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A
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A
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脳浮腫治療薬
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高張グリセオール
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グリセオール
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大きな脳梗塞の急性に推奨、10〜12mg/kgを数回に分割
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B
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B
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脳保護薬
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エダラボン
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ラジカット
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脳梗塞(血栓症、塞栓症)の急性期治療(24時間以内)に脳保護作用が期待、腎不全発現に注意、投与中は腎機能・肝機能・血液検査を頻回に実施
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B
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B
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B
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推奨グレード
A:行うよう強く勧められる。
B:行うよう勧められる。
◯:ヘパリンとの併用療法
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