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2019年12月23日月曜日

■ワクチン接種後は、接種部位をよく揉んだ方が良いのでしょうか!?

 以前は、ワクチン接種後に接種部位を揉んでいましたが、免疫獲得への影響に差が無いこと、強く揉むと皮下出血をきたすことがあることから、近年はあまり推奨されていません。軽く圧迫する程度にとどめておけばよいとされています。
参考:予防接種に関するQ&A集



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2018年11月26日月曜日

■肺炎球菌ワクチンについて


¢日本の死因の第4位をみなさんご存知でしょうか!?

¢あまり知られていませんが、肺炎です。

¢年間約9万人以上の方が肺炎により亡くなり、その9割以上を65歳以上が占めています。

¢海外研究によるとインフルエンザワクチンと肺炎球菌ワクチンの両方を接種した場合、しなかった場合と比べ入院する確率は36%減少、死亡率も57%減少したとの報告があります。

¢アメリカでは7割以上の高齢者が接種しています。100%の予防ができるわけではありませんが、肺炎になっても症状が軽くなることが期待できます

¢▼肺炎球菌ワクチン接種

 1年中受け付けています。

 一度の接種により5年間は有効です





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2017年11月18日土曜日

■生ワクチンと不活性化ワクチンの相違点とは!?

 生ワクチンは、病原性を弱くしたあるいは無くした病原体を使ったワクチンです。生体内での病原体が増殖することで、長期間完成予防の効果が期待でき、経口感染の場合は経口摂取するなど、感染の際の病原体の侵入経路と同じ取り込み方で接種することで、感染部位で働く抗体ができるため、感染予防に効果が高いとされていますが、全身症状の副作用が現れるケースもあります。
 
 一方、不活性化ワクチンは病原体そのものでなく、抗原を注射等により投与するワクチンで、抗体は自然排出されるので、季節ごとのワクチン接種が必要になります。血中に直接投与するなど、病原体の侵入経路と一致しないことが多いので、感染を防ぐ効果は生ワクチンほど期待できませんが、血中に抗体ができるので症状を軽くする効果が高いとされています。接種部位の腫れなどの局所的な副作用が現れることもあります。 
 


2017年10月17日火曜日

■妊婦に禁忌のワクチン

 妊娠中に禁止されているワクチンには、風疹・おたふくかぜ・水痘などの生ワクチンがあります。
 破傷風トキソイドやインフルエンザワクチンなどの不活化ワクチンは妊娠中でも接種しても安全と考えられています。
 しかし不活化ワクチンも理論的なリスクがないわけではありませんので、今後さらなる検討が必要です。


2017年10月9日月曜日

2016年10月12日水曜日

■インフルエンザワクチン~子供の用法・用量

1回接種量
6ヶ月~2歳:0.25ml
3歳以上:0.5ml

▽接種回数
6ヶ月~12歳:2
13歳以上:1回または2

2回接種時の接種間隔
24週間(13歳以上は、14週間)

▽接種対象者
6ヶ月齢以上



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2016年10月4日火曜日

■インフルエンザワクチンについて

■インフルエンザワクチンの有効性
インフルエンザワクチンは、毎年流行を予想してワクチンを作っているため、その予想が外れた年は効果が低いが、健康な成人ではおよそ60%程度の発症を防ぐ効果があると考えられています。
≪インフルエンザワクチン有効率60%とは!?≫
インフルエンザワクチン未接種群100人のうち10人がインフルエンザに罹った。
インフルエンザワクチン接種群100人のうち4人がインフルエンザに罹った。
10人から6人減らした⇒有効率60%という考え方です。


■インフルエンザワクチンの効果発現と有効期間は!?
インフルエンザワクチンの効果の発現と持続期間には、個人差があります。
一般的には、インフルエンザワクチン接種後2週間目頃から5ヵ月間程度効果が持続するとされています。


■インフルエンザワクチンの予防接種を受ける時期は!?
インフルエンザワクチンの予防接種をしてから抗体ができ予防効果が発現するためには、およそ2週間ぐらいかかると言われています。
その年や地域によって違いますが、一般的には日本では12月頃からインフルエンザワクチンの流行が始まることが予想されますので、12月頃までには接種を終えておくことが望まれます。
11月2、3週目ぐらいが望ましいかもしれません。


■インフルエンザワクチンは、1回接種or2回接種!?
インフルエンザワクチンは、接種を受ける時の年齢や基礎疾患の有無などで推奨される回数が異なります。

▽生後6か月(1歳以上とされている場合もある)以上13歳未満⇒2回接種
接種間隔はおよそ2~4週間とされていますが、できるだけ4週間程度間隔をあけて接種した方が免疫の獲得はいいと言われています。
※1回目接種時に12歳で2回目の接種時に13歳になっていた場合は、2回目の接種も12歳とみなして実施します。

▽13歳以上⇒1回または2回接種
接種間隔はおよそ1~4週間とされていますが、できるだけ4週間程度の間隔をあけて接種した方が免疫の獲得はいいと言われています。
13歳以上であっても、基礎疾患などがあり著しく免疫が低下していると考えられる場合は、医師の判断で2回接種とすることもあります。



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