2015年6月30日火曜日

■人に教える前に知っておきたいこと

具体的な仕事の内容を教える前にやらなければならないのは、教えられる側に『この人から教わりたい』と思ってもらうこと。

≪信頼関係を築く3つのポイント≫
・共通点:教える対象との共通点を探すこと
・姿勢:教えることへの熱意・真摯さを示すこと
・能力:知識・経験・教え方が身についていること

4つの壁を取り除く≫
・『バタバタ』・・・忙しくて教える暇がない→一人で教えようとしない。周囲の協力を得る。
・『イライラ』・・・要領の悪さに耐えられない→他人と自分は違う。根気をもって教える。
・『あやふや』・・・教える自信がない→完璧でなくていい。相手が学ぶことを手助けする。
・『プライド』・・・自分の間違いを認められない→共に学んでいけば良い。素直に誤りを認めよう。
※これらを取り除くことが、教える側の準備として必要です。



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■伝わる話し方トレーニング

▼声の出し方トレーニング
①すーーーーーーー。

②はっはっはっはっはっはっはっは。

③あいうえお いうえおあ うえおあい えおあいう おあいうえ ・・・。

④あ・え・い・う・え・お・あ・お ・・・。

⑤今日、急にキョンキョンの故郷北極で、究極の交響曲9番をきく

⑥消化器消費者訴訟で、消費者勝訴 ×3

⑦あの竹垣に竹立てかけたのは、竹立てかけたかったから、竹立てかけたのです。

⑧灘(なだ)だな、灘(なだ)だな、灘(なだ)なんだな ×3

⑨くらげポミョポミョ、みポミョポミョ、合わせてポミョポミョ、むポミョポミョ ×2

⑩バーバパパのパン、バーバパパのパパのパン、バーバパパのパンは、パンダパン、バーバパパのパパのパンは、パンクしそうなパン

⑪親ガメの背中に子ガメをのせて、子ガメの背中に孫ガメのせて、孫ガメの背中にひ孫ガメのせて、親ガメこけたら、子ガメ、孫ガメ、ひ孫ガメこけた

⑫顔の筋肉トレーニング(思いっきり顔全体を動かすことが大事)

あ・う・あ・う・あ・う

上・下・上・下・上・下

左・右・左・右・左・右

右回りに1周

⑬『バパマ』と10回言う

▼相手が10人でも1000人でもひとりひとりに話す

▼紙やスクリーンや空中に話しかけない

▼豊かな表情で話す

▼5大ゴミ用語
・『え―』『あー』『あのー』⇒意味はない
・『~させていただきます』⇒『します、いたします』で十分
・『~したいと思います』⇒思いはナシでもいい
・『~のほう』⇒不要
説明のほう、資料のほう
・『本当に』の連呼⇒言えば言うほど嘘っぽくなる

▼この人の話を聞きたい
・聞き取りやすい
・自分に話しかけてくれる
・学ぶことがある(具体的な話)
・その人でしか話せないことを話せる(体験談)
・人間らしい
・自分なりの思いや考えがある
心底友達になりたいと思える人+助けてあげたくなる人

▼3ステップトーキング
・テーマ 何についての話か
『~についてお話します』

・エピソード(体験談・実例)
『実際にこういうことがありました』

・言いたいこと 思い・考え
『だから、○○なんです』

▼目安時間
一言・・・1分
スピーチ・・・3分
講演・・・一つの話を3分以内にまとめる

▼×自慢話⇒○役立つ話

▼5ステップ
・うまくいかなかった時の状態
いつ、どこで、何をしていて、どううまくいかなかったか

・うまくいくやり方に気づいた瞬間の話
いつ、どこで、何があって、何に気づいたか

・気づいたあとに自分がどのように行動を変えたか
やりかたを、どのように変えたか、具体的に何をしたか

・行動を変えたらどうなったか
こんなふうにうまくいくようになった

・つまり何が成功のポイントなのか
うまくいかない⇒うまくいく ポイントは○○だ

▼自己紹介⇒3K 関心 共感 貢献
・人がもっとも関心をもつのは自分のことである
・自分に関心をもってくれる人
・自分と共通点をもち共感してくれる人
・自分に貢献してくれる人
の言うことに心を動かされる。
好きになる。

▼準備と練習
・話す内容を書き出す
・時間をはかる
・すらすら話せるまで練習する
・自分撮りする
・自分で見る
×2セット


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2015年6月29日月曜日

■聞く姿勢チェックリスト

■聞く姿勢チェックリスト
1.無表情で聞いていることは!?
2.腕組みをしたり腰に手をあてて聞いていることは!?
3.椅子の背もたれにもたれかかって聞いていることは!?
4.無反応(うなずかない)で聞くことは!?
5.相手の顔や目を見ないで聞くことは!?
6.他のことをしながら聞くことは!?
7.メモをしないで聞くことは!?
8.突然話題と異なる質問をすることは!?
9.規則的なうなずきをしていることは!?
10.落ち着かない態度で聞くことは!?

 
■どのぐらい人の話を聞いているかチェックリスト
1.早合点、早とちりで話を聞き間違えたことは!?
2.話を聞いていると眠くなったり頭がぼんやりしてくることは!?
3.メモを取らないで聞くことは!?
4.話している相手が嫌いな場合、心を閉ざしてしまうことは!?
5.相手の話し方が下手なために、聞こうとしなかったことは!?
6.自分の話すことを考えていて、相手の話を聞き逃すことは!?
7.自分が先に話したくて、相手の話を遮ることは!?
8.話に興味がなくて、聞く気になれなかったことは!?
9.自分とは考えが違うと判断すると聞かなくなることは!?
10.話の内容に不明な箇所があっても、質問をしなかったことは!?



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■感染経路別予防策≪空気予防策・飛沫予防策・接触予防策≫

≪空気予防策≫
空気感染は、直径5μm未満の飛沫核が、長時間空中を浮遊することにより伝播し、咳やくしゃみ、会話、気管吸引などの処置時に感染します。
空気予防策が対象とする主な感染症は、「麻疹」「水痘」「結核」です。
空気予防策は、患者配置と換気により空気の流れを管理し、個人用防護具により吸入を防止します。
空気予防策のために、医療従事者及び患者が使用しなければならないマスクは、
『医療従事者がN95マスク』
『患者がサージカルマスク』
です。
吸入の防止のため、医療従事者は、0.3μmの微粒子の吸着が可能な「N95マスク」を着用します。
一方、患者さんには検査や処置などで病室外に出る際には、「サージカルマスク」を着用していただきます。

≪飛沫予防策≫
飛沫感染は、直径5μm以上の飛沫が、短時間浮遊、落下することにより伝播し、咳、くしゃみ、会話、気管吸引などの処置時に感染します。
飛沫予防策が対象とする主な感染症及び病原体は、インフルエンザ菌や髄膜炎、敗血症、風疹ウイルスによる風疹などです。
飛沫予防策が必要な患者さんは、原則個室隔離ですが、大部屋しか利用できない場合は、同じ病原体による感染症の患者同士の集団隔離を行います。
また、個室隔離ができない場合は、ベッドの距離を1mとし、隣のベッドとカーテンで隔離すること(飛沫拡散予防)も有用です。
複数のスタッフが頻繁にカーテンに触れるため、カーテンはつねに汚染されていることを認識しておくことが重要です
カーテンに触れる際は、できるだけマスク、手袋を着用します。
病室又は仕切られた区域に入る際には、サージカルマスクを着用します。
手袋やエプロンとともに、サージカルマスクも病室の前に設置し、いつでもサージカルマスクを使用できる環境にしておきます。
また、飛沫予防策が必要な患者さんの病室前やベッド前にラベルを掲示し、飛沫予防策が必要な患者情報を共有することが重要です。

接触予防策
接触感染は、 直接又は第三者及び環境水平面を介し伝播し、患者周囲の物品との接触や診療・処置時、体位変換などの介護、清掃などで感染します。
・環境水平面:ベッドや机など。
接触予防策が対象とする主な病原体は、多剤耐性菌やクロストリジウム・ディフィシル、腸管出血性大腸菌などの細菌、しらみや疥癬虫などの寄生虫です。
接触予防策が対象とする主なウイルスは、A型肝炎ウイルスやロタウイルス、RSウイルスなどです。
接触予防策が必要な患者さんは、急性期病院では、可能な場合は「個室隔離」しますが、個室が少ない場合は排膿や失禁がみられる患者を優先して「個室隔離」し、同じ病原体の場合は「集団隔離」します。
また、同じ病原体でない患者さんがいる場合は、免疫不全者と同室にせず、ベッドの距離を1mとし、隣のベッドとカーテンで隔離し患者のケアごとに個人用防護具を交換し、手洗いをします。
カーテンに触れる際は、できるだけマスク、手袋を着用します。
長期療養型施設では、ケースバイケースで、個室隔離を検討します。
診療所では、患者さんをすぐに診察室に入れます。
患者さんの皮膚や患者さんの近くの器具にさわる、あるいは触れる可能性があるときは、手袋を使用します。
また、手袋は病室に入るときに着用し、患者ケアが終わったら、ただちに手袋は外します。
なお、患者さんに接触する前後には、例え手袋を使用しても必ず手指衛生が必要です。
白衣が患者や汚染した環境表面、患者近くの器具に直接接触すると予想されるときは、ガウンを使用します。
また、ガウンは病室に入るときに着用し、病室を出る前に脱ぎます。脱いだ後に、白衣や皮膚が汚染していないかを確認します。
なお、患者さんに接触する前後には、必ず手指衛生が必要です。
患者ケア用の器具は、標準予防策に従って取り扱います。
次の3つが対策のポイントとなります。
①採血ホルダーやマスク、手袋などの使い捨て用具を使用します。
②患者専用の器具(聴診器や体温計など)を使用します。
③複数の患者に使用しなければならない場合は、使用前に擦式消毒します。




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■臨機応変に話すには

1.知的好奇心を持とう。
『なぜ』『どうして』と考えるから、話の引き出しが増え、どんな話題にも臨機応変に対応できる。

2.思いやりの心を持とう。
会話の感性は、常に相手の立場でものごとを考えることで磨かれます。
⇒相手の気持ちを思いやる。
⇒どう話してほしいかがわかる。



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