はじめに
私は病院薬剤師として働く中で、
医療安全、多職種連携、人材育成などに関わる機会が増えてきました。
その中で出会った学びの一つが、
アンガーマネジメント
です。
以前の私は、
「怒らないようにしよう」
「感情を抑えなければならない」
と考えていました。
しかし、
アンガーマネジメントを学んだことで、
怒りに対する考え方が大きく変わりました。
今回は、
病院薬剤師として私自身が感じた変化についてお話したいと思います。
この記事でわかること
この記事では、
・アンガーマネジメントを学ぶ前の考え方
・学んで変わったこと
・医療現場で感じた効果
・今後も大切にしたいこと
について考えていきます。
怒ることは悪いことだと思っていた
以前は、
怒りを感じること自体が良くないことだと思っていました。
- イライラしてはいけない
- 怒ってはいけない
- 感情を出してはいけない
そんなふうに考えていた時期があります。
しかし、
現実には怒りを感じます。
人間ですから当然です。
そのたびに、
「自分は未熟だな」
と感じることもありました。
怒りには理由があると知った
アンガーマネジメントを学んで最も印象的だったのは、
怒りには理由がある
ということでした。
怒りの背景には、
- 不安
- 心配
- 悲しみ
- 期待
などがあります。
つまり、
怒りだけを見るのではなく、
その奥を見ることが大切だと知りました。
自分の「べき」に気づいた
もう一つ大きかったのは、
「べき」思考です。
私は薬剤師として、
- 患者安全を守るべき
- 報告は早くするべき
- 約束は守るべき
という価値観を持っています。
それ自体は悪いことではありません。
しかし、
自分の当たり前が、
相手の当たり前とは限らないことにも気づきました。
相手を見る視点が変わった
以前なら、
「なんでそんなことをするのだろう」
と思っていた場面でも、
今は、
「何か理由があったのかもしれない」
と考えるようになりました。
もちろん、
すべてを許すわけではありません。
しかし、
相手を理解しようとする姿勢は増えたように感じます。
怒らなくなったわけではない
ここは誤解してほしくありません。
アンガーマネジメントを学んだからといって、
怒らなくなったわけではありません。
今でも怒ります。
イライラすることもあります。
しかし、
怒りに振り回されることは減ったように思います。
人材育成への考え方も変わった
教育や指導の場面でも変化がありました。
以前は、
「正しく伝えること」
を重視していました。
しかし今は、
「相手に伝わること」
を意識するようになりました。
正しいことを言っていても、
伝わらなければ意味がありません。
これはアンガーマネジメントから学んだ大切なことです。
医療安全とのつながり
病院では、
相談しやすい環境が重要です。
質問できる。
報告できる。
違和感を言える。
そのためには、
怒りをコントロールすることも大切です。
アンガーマネジメントは、
人間関係だけでなく、
医療安全にもつながる学びだと感じています。
現場で感じること
病院で働いていると、
知識や技術だけでは解決できない問題があります。
その多くは、
人と人との関わりです。
だからこそ、
感情を理解すること、
感情を扱うことは、
医療者にとって重要なスキルなのだと思います。
まとめ
アンガーマネジメントを学んで、
私は怒らなくなったわけではありません。
しかし、
怒りとの付き合い方は変わりました。
- 怒りの背景を見る
- 自分の価値観に気づく
- 相手を理解しようとする
- 感情に振り回されない
こうした考え方は、
日々の仕事や人間関係に役立っています。
病院薬剤師として私自身も、
これからも学び続けながら、
より良いコミュニケーションと医療安全につなげていきたいと思っています。
皆さんは、アンガーマネジメントを学んでみたいと思いますか?
あるいは、怒りとの付き合い方について、どんな工夫をされていますか?