2015年8月20日木曜日

■怒りのコントロールテクニック:アンガーマネジメント

【怒りが生まれる3段階】
1.出来事との遭遇。
2.出来事の意味づけ。
3.「怒り」の感情の発生。
 

【アンガーマネジメントの2つのポイント】
1.怒らなくていいことは怒らない。
⇒『怒り』という感情を減らす。

2.怒るとしても表現方法や場所を選ぶ。
⇒『怒り』に任せた行動をやめる。 

【感情をうまく伝えられない人の5つの特徴】
1.怒りを他の『人』、『こと』のせいにする。
2.すべての人に好かれようとする。
3.自分の感情を把握できていない。
4.怒りを溜め込みある日突然爆発させてしまう。
5.言いたいことを何でも言ってしまう。


 
【怒りのコントロールテクニック】
①スケールテクニック
スケールテクニック=怒りのものさしをつけてみましょう。
▽0:穏やかな状態
▽1〜3:軽い怒り
▽4〜6:中程度の怒り
▽7〜9:強い怒り
▽10:人生最大の怒り
怒りに尺度をつけ、怒りをコントロールします。
自分のさまざまな怒りに冷静に点数をつけてみると、思ったよりも低いことが多いと思います。
大したことないことに怒ってることが多いかもしれません。
自分の怒りを客観的かつ冷静に判断することにより、怒りにまかせた反射的な行動を防ぎましょう。また点数ごとに自分なりの対処法を用意しておくのも重要です。

②『〇〇するべきだ』
『〇〇するべきだ』というように、『べき』という言葉を語尾につける場合、自分の願望・希望・欲求をあらわせています。この『べき』をどんどん出すことにより、自分自身の価値観の辞書を認識することができます。そのために、自分の『べき』を書き出す『べきログ』をつけてみるといいです。普段は、気づかない自分の価値観が認識できておもしろいかもしれません。怒りは、自分の価値観辞書が守れなかった時に起こります。自分の価値観がわかることで、相手に『自分が何に対して怒っているのか』をきっちり伝えることが大事です。

ex①)
子供が帰ってくるのが遅い時、
親『連絡くらいするべきだろう』
子供とケンカになってしまうかもしれない。
なぜ連絡すべきなのか!?
何かあったんじゃないか、事故にあってないか、心配で落ち着かないから。
⇒『心配だから遅くなる時は連絡をしてくれ』

ex②)
会社の会議
時間通りに来たら、
上司『普通は10分前に来るべきだろう。』
⇒『10分前に来てちゃんと準備しておいた方がいいよ。』

 
※『アンガーマネジメント』参考


≪相互リンク≫
薬剤師の話
病院薬剤師日記
旧病院薬剤師日記

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