標準予防策とは、すべての患者において汗を除くすべての血液、体液、分泌物、排泄物、創のある皮膚、粘膜は感染性があるもとして対応・取り扱うこと(感染が疑われる、または確定しているかどうかにかかわらず)。
▽手袋着用が必要な場合
1) 体液、血液、傷のある皮膚、粘膜に接触する可能性のある場合
・注射、採血時(患者ごとに交換する)
・ドレッシング交換
・排泄介助
・腹水・胸水、髄液などの処理時
・座薬などの挿入介助時
・吸引時(口腔、気管、胃液など)
2) 汚染物、汚染した環境、器材に触れる可能性のある場合
・おむつ交換など排泄物の処理時
・使用後の医療器材の片付け時
・器材などの洗浄時
3) 清潔な操作が必要な場合
・注射剤のミキシング
▽マスクの着用目的
・血液・体液の飛散から着用者の鼻、口を防御する
・着用者の唾液など飛沫に含まれる微生物を撒き散らさない
《マスクの種類》
・サージカルマスク
細菌(平均粒子径4.0~5.0μm)を含む粒子が除去される割合が95%以上のもの
・ろ過マスク(N95微粒子用マスクなど)
0.3μm以下の粒子の捕集効率が95%以上保証されたマスク
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