2015年8月16日日曜日

■房室ブロックの種類




特徴

PQ間隔

QRS

障害部位

危険度

1度房室ブロック

房室伝導時間の延長したもの

0.2

脱落なし

多くは房室結節

低い

迷走神経の過緊張によることもある

2度房室ブロック

Wenckebach(Mobitz1型)

PQ間隔次第に延びて、心室への興奮が脱落するもの

徐々に

延長

PQ間隔が延長後脱落

ほとんどは房室結節

低い

迷走神経の過緊張によることもある

Mobits2型

PQ間隔の漸増を伴わずに突然心室への興奮が脱落するもの

一定

突然脱落

His束以下

高い

Wenckebach型より危険度がはるかに高い

3度房室ブロック

心房から心室への興奮伝導が完全完全に途絶したもの

不規則

補充調律が一定の間隔で出現

刺激伝導形上のさまざまな部位

高い

P波、QRS波がそれぞれそれぞれ無関係にリズムを刻む

ときどき巨大な1音(大砲音)がある




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