1990年後半、サリドマイドの多発性骨髄腫への有効性が海外で認められ、国内の患者や医師による個人輸入による使用が増加し始めました。このようなケースは極めて異例ですが、こういった背景があって、サリドマイドは2005年2月に多発性骨髄腫に対する希少疾病用医薬品として指定され、その後国内臨床試験を経て2008年10月に承認されました。
サリドマイドの作用機序は、完全には解明されていません。主に血管新生抑制作用、TNF-αとIL-6産生抑制が可能性として考えられています。
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