2015年8月22日土曜日

■抗結核薬『イソニアジド』と相互作用を起こす飲食物

≪マグロ・青魚≫
青魚に含まれるヒスチジンからヒスタミンが生成され、薬物により分解が阻害されるので体内に蓄積される⇒ヒスタミン中毒を起こすことがある。

≪チーズ・赤ワイン≫
通常、チラミンは腸管に存在するモノアミンオキシダーゼ(MAO)により代謝され不活化される。しかし、イソニアジドにより、MAOが阻害されると、チラミンは不活化されず腸管より吸収され、チラミンが蓄積される⇒チラミンの作用が増強する⇒血圧上昇、発汗、動悸、悪心・嘔吐などの症状が発現する。



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