2015年8月22日土曜日

■ワーファリンとクランベリージュースの相互作用について

クランベリージュースに含まれているフラボノイドがワーファリンの代謝酵素であるCYP29活性を阻害するため、ワーファリンの血中濃度が上昇して、抗凝固作用が増強し、出血傾向をきたす。
ワーファリンは、光学異性体(S体とR体)のこうごうぶつであり、抗凝固活性はS体-ワーファリンの方がR体-ワーファリンよりも約4倍強いとされている。
また、S体-ワーファリンは薬物代謝酵素CYP29で代謝され、R体-ワーファリンはCYP12で代謝される。



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