2015年5月12日火曜日

■タビガドラン(プラザキサ)とワルファリンカリウム(ワーファリン)比較





タビガドラン

ワルファリンカリウム

作用機序

トロンビン直接阻害

ビタミンK依存性凝固因子合成阻害

半減期

12時間

40時間

投与回数

経口(12)

経口(11)

消失型

腎消失

肝消失

効果発現

投与後速やか

24時間後

拮抗薬

なし

ビタミンK

血液凝固モニタリング

不要

必要

効果指標

基本的にはないが、APTTEがなりうる可能性

INR

指摘投与量

個人差少ない

個人差大きい

蛋白結合率

3435

9099

薬物相互作用

少ない

多い

摂取制限

なし

ビタミンK含有食品

吸湿性

吸湿性あり

問題とならない




≪関連記事≫
■単剤投与してほしい注射剤
■ランサップ400とランサップ800の使い分けは!?
■アルロイドGを服用した後、水などをすぐに飲んでもいいのか!?
■PPI(プロトンポンプ阻害薬)vsH2ブロッカー(H2受容体拮抗薬) 比較
■胃薬っていっぱいあるけど、何が違うの!?
■胃全摘患者にビスフォスホネート製剤って投与可能なの!?


≪関連記事≫
■アルブミン製剤の使い分けは!?≪4.4%・5%と20%・25%アルブミン製剤≫
■アルブミン製剤の投与速度は!?
■低アルブミン血症患者に25%アルブミナーを投与後にラシックス(フロセミド)を投与するのは、なぜ!?
■アルブミン製剤の投与期間は!?

≪関連記事≫
■脂肪乳剤は、基本末梢投与です。
■イントラリポス保険請求切られました!!
■脂肪乳剤投与の役割


≪相互リンク≫

薬剤師の話
薬剤師のメモ帳
病院薬剤師日記

薬剤師の話:facebookページ

0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。