小学生の16.6%、すなわち6人に1人が便秘状態で、便秘予備軍も20.7%に上るという状況です。
しかも、便秘状態にある子供(n=793)の保護者の26.6%は子供の便秘状態を認識しておらず、便秘について病院で診察を受けたことがないという回答が66.7%を占めました。
この調査は、慢性機能性便秘症の国際診断基準であるROMEⅢを参考に、①排便回数が3日に1回以下、②便尿失禁がある、③便を我慢することがある、④排便時に痛みがある、⑤便が固い、⑥トイレが詰まるくらい大きな便が出る-という項目のうち、2つ以上に当てはまる人を『便秘状態』、1つ当てはまる人を『便秘予備軍』としています。
≪便秘状態にある子供の割合≫
・便秘状態:16.6%
・便秘予備軍:20.7%
・便秘状態、または便秘予備軍ではない:62.7%
≪便秘についての相談≫
・自分が便秘気味だと感じた時、親に相談したことがある子供:49.1%
・誰にも相談したことがない子供:47.2%
・学校の保険の先生:2.9%
≪子供の便秘状態について保護者が行っていること≫
・乳酸菌飲料やドリンクヨーグルトを与える:61.2%
・規則正しい食生活を送らせる:42.1%
・野菜を多く与える:43.5%
・睡眠時間を十分に確保する:30.0%
・食物繊維の多い食事を与える:33.2%
・定期的に運動させる:25.9%
・遊びの時間を十分に確保する:13.9%
・その他:3.0%
・特に何もしていない:13.1%
≪便秘状態の子供とそうでない子供の生活習慣の比較:十分にできている割合≫
[睡眠時間]
・便秘状態にある:69.5%
・便秘状態ではない:75.8%
・便秘状態ではない:71.4%
・便秘状態ではない:63.2%
・便秘状態ではない:50.2%
・便秘状態ではない:50.4%
・便秘状態ではない:44.8%
・便秘状態:16.6%
・便秘予備軍:20.7%
・便秘状態、または便秘予備軍ではない:62.7%
≪便秘についての相談≫
・自分が便秘気味だと感じた時、親に相談したことがある子供:49.1%
・誰にも相談したことがない子供:47.2%
・学校の保険の先生:2.9%
≪子供の便秘状態について保護者が行っていること≫
・乳酸菌飲料やドリンクヨーグルトを与える:61.2%
・規則正しい食生活を送らせる:42.1%
・野菜を多く与える:43.5%
・睡眠時間を十分に確保する:30.0%
・食物繊維の多い食事を与える:33.2%
・定期的に運動させる:25.9%
・遊びの時間を十分に確保する:13.9%
・その他:3.0%
・特に何もしていない:13.1%
≪便秘状態の子供とそうでない子供の生活習慣の比較:十分にできている割合≫
[睡眠時間]
・便秘状態にある:69.5%
・便秘状態ではない:75.8%
[規則正しい食生活]
・便秘状態にある:66.0%・便秘状態ではない:71.4%
[日頃の遊びの時間]
・便秘状態にある:63.1%・便秘状態ではない:63.2%
[日頃の運動時間]
・便秘状態にある:45.0%・便秘状態ではない:50.2%
[野菜の摂取]
・便秘状態にある:42.5%・便秘状態ではない:50.4%
[食物繊維の摂取]
・便秘状態にある:37.2%・便秘状態ではない:44.8%
※NPO法人日本トイレ研究所「小学生の排便と生活習慣に関する調査」参考
0 件のコメント:
コメントを投稿
注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。