DNR指示(蘇生処置拒否指示)ともいわれます。
DNRは『治療拒否』を意味するものではなく、心肺停止後の『無理・無駄な蘇生だけを拒否する』という意味です。
医療機関で前もってこれらの要望を記載する用紙を、『DNRシート』と呼ばれます。
DNRは、尊厳死や安楽死の問題と並び、患者のQOL(Quality Of Life)向上や緩和ケア治療と大きな関係をもちます。
DNAR(Do Not Attempt Resuscitation)とは、患者本人または家族の希望で、心肺蘇生を行わないことです。
または、その特別な指示のことです。
癌末期や老衰、心肺停止の際に、医師が予め患者と家族からDNARの希望を受けている場合、心肺蘇生を省略することができます。または、その特別な指示のことです。
以前は、DNR(Do Not Resuscitate)という言葉が用いられていたが、『蘇生する可能性があるのに蘇生処置をするな』というイメージが強かったです。
そのため、『蘇生の可能性がもともと低いので蘇生を試みる事をさし控える』という意味のDNARが用いられるようになりました。
そのため、『蘇生の可能性がもともと低いので蘇生を試みる事をさし控える』という意味のDNARが用いられるようになりました。
基本的には、医師が、患者と家族が希望する終末期の治療方針を基に検討を行い、DNARを決定することができます。
しかし、日本の終末期医療における、法整備やガイドラインは不十分であるため、治療の中止を決定する明確な基準は存在しません。
また、DNARを要請している心肺停止の患者に対して、回復が期待される場合、蘇生処置に引き続き集中治療まで行われることもしばしばあります。
しかし、日本の終末期医療における、法整備やガイドラインは不十分であるため、治療の中止を決定する明確な基準は存在しません。
また、DNARを要請している心肺停止の患者に対して、回復が期待される場合、蘇生処置に引き続き集中治療まで行われることもしばしばあります。
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