2013年9月21日土曜日

■エイズの薬代

厚生労働省のまとめによると、2005年の一年間にHIV感染・発症した患者数は、二年連続で、一千人を越えたそうです。早期発見・治療につなげるため、自治体などが、無料・匿名によるHIV検査に力を入れ始めています。新たに感染が判明するのは、二十代・三十代が圧倒的に多く、今後医療費の増大が大きな問題になりそうです。三種類以上の抗ウィルス薬を組み合わせる多剤療法が標準治療だが、ウィルスの増殖を押さえ込むだけで、病気が治るわけではありません。このため一生飲み続けなければならない。薬代は年間200万~300万円で、40年間飲むとなると医療費は一人一億円前後になる。

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