■質問:カルタン錠と沈降炭酸カルシウム散を同じ量投与しても効果は変わらないのですか?
■質問者:透析Ns
■回答:カルタン錠と沈降炭酸カルシウム散は、成分も同じなので同用量の成分を投与すると基本的に効果に差はないそうです。
例)【カルタン錠(500mg)3T3×/1日】=【沈降炭酸カルシウム1.5g3×/1日】■質問者:透析Ns
■回答:カルタン錠と沈降炭酸カルシウム散は、成分も同じなので同用量の成分を投与すると基本的に効果に差はないそうです。
ただし、カルタン錠と沈降炭酸カルシウム散では、適応が違います。
▼カルタン錠
【効能または効果】・下記患者における高リン血症の改善(保存期及び透析中の慢性腎不全患者)
【用法および用量】
・通常、成人には、沈降炭酸カルシウムとして1日3.0gを3回に分割して、食直後、経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
▼沈降炭酸カルシウム散
【効能または効果】・下記疾患における制酸作用と症状の改善胃・十二指腸潰瘍、胃炎(急・慢性胃炎、薬剤性胃炎を含む)、上部消化管機能異常(神経性食思不振、いわゆる胃下垂症、胃酸過多症を含む)
【用法および用量】
・沈降炭酸カルシウムとして、通常成人1日1~3gを3~4回に分割経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
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