ニカルジピン注って静脈炎を起こしやすい注射液なんです。
病棟の看護師さんに、『ペルジピン注投与するといつも静脈炎が起こりやすいんですけど、予防する何かいい方法ないですか~?』って質問いただきました。
■質問:ペルジピン注投与による静脈炎を予防するためには、どうすればいいですか?
【質問者:ICU看護師・2階病棟看護師】
≪回答≫
・原液投与を避けて生理食塩液又は5%ブドウ糖注射液で希釈し、ニカルジピン塩酸塩として0.01~0.02%(1ml当たり0.1~0.2mg)溶液を点滴静注する
・同一静脈による連続投与を避ける
・24~72時間ごとに留置針を交換する
・口径の小さい針・プラスチックカニューレを使用していただく
0.01%、0.02%の点滴静注時の薬剤の調製法の表も作ったのですが、ブログには貼り付けられませんでした・・・。
※0.01%(1ml→0.1mg⇔100ml→10mg)液を作るのであれば生理食塩液100mlに対し10ml抜いてニカルジピン10mlを入れても0.01%です。
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