¢睡眠薬をその作用メカニズムの違いから2つに分けることができます。
¢脳の機能を低下させる睡眠薬
⇒ベンゾジアゼピン系・非ベンゾジアゼピン系・バルビツール酸系
⇒ベンゾジアゼピン系・非ベンゾジアゼピン系・バルビツール酸系
¢自然な眠気を強くする睡眠薬
⇒メラトニン受容体作動薬・オレキシン受容体拮抗薬
⇒メラトニン受容体作動薬・オレキシン受容体拮抗薬
¢現在使われている睡眠薬は、脳の機能を低下させる睡眠薬が中心になります。大脳辺縁系や脳幹網様体と呼ばれる部分の神経活動を抑えることで、催眠作用をもたらすお薬です。
¢それに対して近年は、自然な眠気を強くする睡眠薬が発売されています。私たちの睡眠・覚醒の周期に関係する生理的な物質の働きを調整し、睡眠状態に仕向けていくお薬です。
¢脳の機能を低下させる睡眠薬の睡眠薬の効き方は、「疲れきって寝てしまった」時のような形です。脳の機能を低下させるので、強引さのある効き方をします。
¢それに対して自然な眠気を強くする睡眠薬は、本来の眠気を強める形になります。ですから、効果が人によっても異なります。
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