主張は、場面によって『ポイント』『結論』『要するに』などに変わる。
まず最初に『一言で言いますと』などのように、最初に意見の全貌を短く話すと、その後の意見を聞いてもらいやすくなる。
『一言で言いますと』は、新聞の見出しのようなもの。
2.理由が明確なこと
主張には、必ず主張を支える理由が必要。言いたいことだけを主張されても、聞き手の『なぜ!?』という疑問に答えなければ、聞き手は理由がわからない主張を受け入れる気にはならないし、倫理的な話ではないと感じてしまう。
『理由』で『主張』を支えていないと、感覚的な話になってしまい、倫理性が薄くなってしまう。
倫理的に話すためには、『主張』とワンセットで、『理由』が整っていることが必要。
3.倫理シグナルが使われていること
倫理シグナルとは、話の全体構成の中で、話の区切り、区切りを倫理的に繋げていく接続詞のこと。倫理性を高める代表的な接続詞には、『つまり』『要するに』『従って』『なぜなら』『一方』『しかし』などがある。
倫理シグナルが使われていると、より筋道の通った話し方になる。
▼倫理シグナル
≪要約のシグナル≫前の内容を簡潔に言い換える、まとめる。
(例)要するに、つまり、従って
≪理由のシグナル≫
前の内容の理由を述べる(例)なぜなら、というのは、だから
≪転換のシグナル≫
前の内容から転じて別の内容を話す(例)さて、では、ところで
≪対比のシグナル≫
前の内容に対して、対比的に話す(例)一方、または、あるいは
≪逆説のシグナル≫
前の内容とは逆の内容を話す(例)しかし、ところが、けれども
▼会議・報告・説明などではおすすめできない接続詞
≪並列の接続詞≫内容を並列に列挙して並べて話す
(例)そして、それから、また、次に
≪相互リンク≫
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