2017年10月28日土曜日

■ダンピング症候群とは!?

 胃を切除した後に食べ物を摂取すると、胃が小さいなどの影響により食べ物が急速に小腸に流れ込むこととなる。それによって起こるさまざまな症状のことを指す。食後2030分以内に出現する早期ダンピングと、食後23時間後に出現する後期ダンピングがある。

≪早期ダンピング≫
 食後30分以内で出現する。全身症状(冷感・動機)や腹部症状(腹痛、下痢、腹部不快)を呈する。上部空腸の急激な進展拡張、消化管ホルモン・血管作動性物質の放出、高血糖などが原因となる。

≪後期ダンピング≫
 食後23時間で出現する。食事による一過性の高血糖に反応したインスリン過剰分泌による低血糖症状である。



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