それらのお薬は、
・抗ヒスタミン薬:風邪薬やアレルギーのお薬の眠気を利用・漢方薬:気持ちが落ち着く生薬を配合
のどちらかがほとんどです。
医師の処方が必要な睡眠薬と市販の睡眠薬の違いを整理すると、成分や仕組みが全く異なります。
市販薬の睡眠薬(睡眠改善薬)は、一時的な不眠状態にしか向かないということです。
一時的な時差ぼけや生活リズムの乱れによって眠りづらくなって辛い場合、短期間の使用なら市販薬も効果が期待されます。ですが不眠が慢性化していた場合は、それを改善するほどの効果は期待できません。
不眠の要因には様々なものが絡み、状態が慢性化してくると薬だけでの改善はできません。市販薬は、「普段は眠れている人が一時的に眠りづらくなったときに対処する薬」です。不眠で悩んでいる状態が続いている方は、病院で処方される睡眠薬でないと難しいことが多いです。
≪相互リンク≫
薬剤師の話
病院薬剤師日記
旧病院薬剤師日記
0 件のコメント:
コメントを投稿
注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。