2018年4月4日水曜日

■クラビットの経口剤と金属イオン含有製剤との相互作用は!?

クラビットは鉄剤、およびアルミニウム又はマグネシウム含有の制酸薬等と併用注意です。
クラビットは、金属イオン含有製剤とキレートを形成し、クラビットの吸収が低下すると考えられています。
クラビット経口剤(100mg)投与と金属イオン含有製剤の併用について、健常成人を対象としたクロスオーバー試験結果では、レボフロキサシンの吸収が低下し、血中濃度が低下することが文献報告にて示唆されております1)
・アルミニウムについてはCmax65%の低下、AUC44%の低下


・マグネシウムについてはCmax38%の低下、AUC22%の低下
・鉄についてはCmax45%の低下、AUC19%の低下
金属イオン含有製剤と併用する場合は、クラビットを先に投与し、12時間後に金属イオン含有製剤を投与してください。
もし先に金属イオン含有製剤を投与した場合には、最低36時間あけることと報告されています2)


なお、500mg11回投与データはありませんが、クラビット経口剤(100mg)と同様と考えます。

引用文献:
1Shiba K et al.Antimicrob Agents Chemother 199236(10)2270-2274


2)伊藤由紀 ほか:医薬ジャーナル 200137(12)3598-3603

参考:第一三共医薬情報提供


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