1回50mg1日2回、1回100mg1日1回のいずれの投与法でも、肺炎球菌による感染症であれば、有効性および耐性抑制の目安となるパラメータである AUC/MIC≧30、Cmax/MIC≧5 を達成します。
1回100mg1日1回投与は、ニューキノロン系抗菌薬のPK-PD理論*についての臨床実績が積み重ねられてきた中で、肺炎球菌において、標的酵素が変異を起こしていない株が突然変異を起こすのを抑制するだけでなく、すでに標的酵素に第一段階の変異を生じた株の更なる高度耐性化の抑制が期待できます。
*ニューキノロン系抗菌薬のPK-PD理論:ニューキノロン系抗菌薬の効果は、濃度依存性であり、AUC/MIC、Cmax/MICと相関する。
参考:第一三共医薬情報提供
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