2018年4月15日日曜日

■プラリア投与中に歯科治療が必要になった場合、休薬する必要性はありますか!? また、その期間はどの位ですか!?

添付文書の重要な基本的注意の項に、「本剤投与中に侵襲的な歯科処置が必要になった場合には、本剤の休薬等を考慮すること」と記載されています。
参考までに、「骨吸収抑制薬関連顎骨壊死の病態と管理:顎骨壊死検討委員会ポジションペーパー20161)では以下のとおり記載されています。
「歯科治療に関してはビスホスホネートの場合と同様に、治療前の徹底した感染予防処置を行ったうえで休薬は行わずに、できるだけ保存的に、やむを得ない場合は侵襲的歯科治療を進める。デノスマブ投与患者において抜歯創を閉鎖し、二次感染を予防することにより良好な治癒が得られたとの結果が示されている。骨粗鬆症患者に対するデノスマブの投与は6ヵ月ごとに1 回であり、デノスマブの血中半減期が約1ヵ月であることなどを加味して、歯科治療の時期や内容を検討することは可能であろう。」

引用文献:
1)骨吸収抑制薬関連顎骨壊死の病態と管理:顎骨壊死検討委員会ポジションペーパー2016 P10抜粋

参考:第一三共医薬情報提供


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