2026年6月7日日曜日

病院薬剤師が実践する心理的安全性|今日からできる声かけ10選

 

はじめに

これまで、

  • 心理的安全性と医療安全

  • ハラスメント

  • 報告できない空気

  • 新人教育

  • 多職種連携

  • 離職防止

などについて考えてきました。

では、

心理的安全性を高めるために、今日から何をすれば良いのでしょうか?

実は、

特別な制度や研修がなくても、

“日々の声かけ”

だけで職場の空気は少し変わります。

病院薬剤師として働いていても、

何気ない一言が、

相談しやすさや医療安全につながると感じることがあります。

今回は、

今日から実践できる心理的安全性を高める声かけ

について紹介します。


この記事でわかること

この記事では、

・心理的安全性を高める声かけ
・新人・後輩との関わり方
・多職種連携にも使える言葉
・医療安全との関係

について考えていきます。


声かけ① 「確認ありがとう」

これは非常に強い言葉です。

質問や相談に対して、

「確認ありがとう」

と返す。

すると相手は、

“相談して良かった”

と感じます。

逆に、

「そんなことも分からないの?」

では、次の相談が減ります。


声かけ② 「相談してくれて助かる」

これは新人だけでなく、

多職種連携でも有効です。

薬剤師、看護師、医師など、

誰に対しても使えます。

相談を歓迎する姿勢が、

心理的安全性につながります。


声かけ③ 「迷ったらすぐ聞いて」

新人ほど、

「自分で考えないといけない」

と思っています。

だからこそ、

「迷ったら聞いて大丈夫」

を明確に言葉にする。

これは安心感につながります。


声かけ④ 「最初は分からなくて当然」

新人は、

“できない自分”に悩みます。

そこで、

「最初はみんな分からないよ」

という言葉が支えになることがあります。


声かけ⑤ 「どう思った?」

心理的安全性は、

一方通行ではありません。

相手の考えを聞くことも重要です。

「どう考えた?」

「何が気になった?」

こうした問いかけは、

考える力を育てます。


声かけ⑥ 「気づいてくれてありがとう」

小さな違和感を共有してくれた時、

ぜひ使いたい言葉です。

医療安全では、

“違和感”が事故防止につながります。

そのため、

「言ってくれてありがとう」

が重要です。


声かけ⑦ 「一緒に考えよう」

答えをすぐ与えるだけでなく、

伴走する姿勢。

「一緒に確認しよう」

という言葉は安心感につながります。


声かけ⑧ 「今少し待って、後で必ず聞く」

忙しい時もあります。

そんな時に、

無視や冷たい反応ではなく、

「後で必ず聞く」

と伝える。

これだけで印象は変わります。


声かけ⑨ 「助かったよ」

感謝は思っているだけでは伝わりません。

「ありがとう」

「助かった」

は、

職場の空気を柔らかくします。


声かけ⑩ 「何か困ってない?」

シンプルですが強い言葉です。

困っている人ほど、

自分から言えません。

だからこそ、

こちらから声をかけることが重要です。


心理的安全性は“小さな言葉”から始まる

心理的安全性というと、

大きな制度や組織改革を想像するかもしれません。

しかし実際には、

日々の小さなコミュニケーションが土台です。

例えば、

「確認ありがとう」

たったこの一言で、

次の相談が生まれることがあります。

そして、

その相談が患者安全につながります。


現場で感じること

病院で働いていると、

話しかけやすい人ほど、

相談が集まります。

逆に、

正しいけれど話しかけにくい人には、

相談が減ることがあります。

知識も大切。

でも、

“相談しやすさ”

も医療安全には重要なのだと思います。


まとめ

心理的安全性は、

特別なことではありません。

毎日の小さな声かけの積み重ねです。

今日からできることとして、

ぜひ意識してみてください。

  • 確認ありがとう

  • 相談してくれて助かる

  • 最初は分からなくて当然

  • 一緒に考えよう

  • 困ってない?

こうした言葉が、

働きやすさだけでなく、

医療安全

にもつながります。

病院薬剤師として私自身も、

「相談しやすい人」

でありたいと思っています。

皆さんは、明日からどんな声かけをしてみたいですか?



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