はじめに
これまで、
心理的安全性と医療安全
ハラスメント
報告できない空気
新人教育
多職種連携
離職防止
などについて考えてきました。
では、
心理的安全性を高めるために、今日から何をすれば良いのでしょうか?
実は、
特別な制度や研修がなくても、
“日々の声かけ”
だけで職場の空気は少し変わります。
病院薬剤師として働いていても、
何気ない一言が、
相談しやすさや医療安全につながると感じることがあります。
今回は、
今日から実践できる心理的安全性を高める声かけ
について紹介します。
この記事でわかること
この記事では、
・心理的安全性を高める声かけ
・新人・後輩との関わり方
・多職種連携にも使える言葉
・医療安全との関係
について考えていきます。
声かけ① 「確認ありがとう」
これは非常に強い言葉です。
質問や相談に対して、
「確認ありがとう」
と返す。
すると相手は、
“相談して良かった”
と感じます。
逆に、
「そんなことも分からないの?」
では、次の相談が減ります。
声かけ② 「相談してくれて助かる」
これは新人だけでなく、
多職種連携でも有効です。
薬剤師、看護師、医師など、
誰に対しても使えます。
相談を歓迎する姿勢が、
心理的安全性につながります。
声かけ③ 「迷ったらすぐ聞いて」
新人ほど、
「自分で考えないといけない」
と思っています。
だからこそ、
「迷ったら聞いて大丈夫」
を明確に言葉にする。
これは安心感につながります。
声かけ④ 「最初は分からなくて当然」
新人は、
“できない自分”に悩みます。
そこで、
「最初はみんな分からないよ」
という言葉が支えになることがあります。
声かけ⑤ 「どう思った?」
心理的安全性は、
一方通行ではありません。
相手の考えを聞くことも重要です。
「どう考えた?」
「何が気になった?」
こうした問いかけは、
考える力を育てます。
声かけ⑥ 「気づいてくれてありがとう」
小さな違和感を共有してくれた時、
ぜひ使いたい言葉です。
医療安全では、
“違和感”が事故防止につながります。
そのため、
「言ってくれてありがとう」
が重要です。
声かけ⑦ 「一緒に考えよう」
答えをすぐ与えるだけでなく、
伴走する姿勢。
「一緒に確認しよう」
という言葉は安心感につながります。
声かけ⑧ 「今少し待って、後で必ず聞く」
忙しい時もあります。
そんな時に、
無視や冷たい反応ではなく、
「後で必ず聞く」
と伝える。
これだけで印象は変わります。
声かけ⑨ 「助かったよ」
感謝は思っているだけでは伝わりません。
「ありがとう」
「助かった」
は、
職場の空気を柔らかくします。
声かけ⑩ 「何か困ってない?」
シンプルですが強い言葉です。
困っている人ほど、
自分から言えません。
だからこそ、
こちらから声をかけることが重要です。
心理的安全性は“小さな言葉”から始まる
心理的安全性というと、
大きな制度や組織改革を想像するかもしれません。
しかし実際には、
日々の小さなコミュニケーションが土台です。
例えば、
「確認ありがとう」
たったこの一言で、
次の相談が生まれることがあります。
そして、
その相談が患者安全につながります。
現場で感じること
病院で働いていると、
話しかけやすい人ほど、
相談が集まります。
逆に、
正しいけれど話しかけにくい人には、
相談が減ることがあります。
知識も大切。
でも、
“相談しやすさ”
も医療安全には重要なのだと思います。
まとめ
心理的安全性は、
特別なことではありません。
毎日の小さな声かけの積み重ねです。
今日からできることとして、
ぜひ意識してみてください。
確認ありがとう
相談してくれて助かる
最初は分からなくて当然
一緒に考えよう
困ってない?
こうした言葉が、
働きやすさだけでなく、
医療安全
にもつながります。
病院薬剤師として私自身も、
「相談しやすい人」
でありたいと思っています。
皆さんは、明日からどんな声かけをしてみたいですか?
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