2018年5月11日金曜日

■ハンプの腎障害患者さんへの投与は!?

腎障害患者さんでの投与法は確立しておりません。
重篤な腎障害を有する患者さんは、慎重投与に該当します。
重症の腎障害患者さんでは、血漿中濃度が健康人の2倍程度に上昇し、消失半減期はほぼ同様の値を示したという報告があります1)。[添付文書より]
投与にあたっては低用量から開始し、特に投与初期には注意深く血行動態をモニターしながら投与いただくことをおすすめします。(使用成績調査では、副作用「血圧低下」発現例のうち約半数が投与2時間以内に発現しています。)


引用文献:
1)Tonolo G, et al.:Am J Physiol. 1988;254(6pt2):F895-899


参考:第一三共医薬品情報提供


≪相互リンク≫
薬剤師の話
病院薬剤師日記
旧病院薬剤師日記
薬剤師の話:facebookページ

0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。