取り扱いには手袋えお着用するなど被爆防御が必要である。
日本病院薬剤師会『抗悪性腫瘍剤の院内取扱い指針』に関する基準の抜粋は以下の通りである。
・専用作業着、手袋、マスク、帽子(できればアイシールド)を着用する。
・バイアルより薬液を注射筒に吸引する場合、通常と異なり、バイアル内を陽圧にせず、最初に薬液をある程度吸引し、同容量の空気を戻す。この操作を繰り返し、必要量を吸引する。
・皮膚、手指などに抗悪性腫瘍薬が付着した場合は、直ちに石鹸と流水で十分に洗い流す。
・目に入った場合は、直ちに流水で十分洗い流し、必要に応じて眼科を受診する。
・床などにこぼした場合には、手袋を着用し、ペーパータオルなどで拭き取り、所定のごみ袋に入れる。
・残薬、薬剤の容器、使い捨て器具・用具及び清拭に使用した布、紙類、使用した用具など抗悪性腫瘍剤に汚染されたものの廃棄は、他の一般物質と区別して行う。
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