2017年6月20日火曜日

■配合変化を起こしやすいアルカリ性注射薬剤

『アレビアチン』
・必ず単独で投与してください。
1本に対して生食100ml以下で希釈。
・前後フラッシュ:生食のみ
・配合変化を起こしやすい強アルカリ性薬剤です。
・急速静注は1本につき5(50mg/)以上かけて投与してください。

『オメプラール』
・必ず単独で投与してください。
・生食、5%糖液で溶解。
・前後フラッシュ:生食、5%糖液のみ・
・配合変化を起こしやすいアルカリ性薬剤です。

『ソルダクトン』
・単独で静注してください。「ラシックス(フロセミド)」のみ混合可。
・前後フラッシュ:生食のみ。
・配合変化を起こしやすいアルカリ性薬剤です。

『ラシックス』
・前後フラッシュ:生食、5%糖液のみ。
・配合変化を起こしやすいアルカリ性薬剤です。
・「プリンペラン」・「ビソルボン」などの酸性薬物と白濁するので同一シリンジ内で混合しないでください。



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