2022年1月21日金曜日

■HIT(ヘパリン起因性血小板減少症)とは!? DI情報:2021年7月14日

未分画ヘパリン、低分子ヘパリン問わず、ヘパリンを使うと起こる。

一過性に出現する自己抗体が血小板を活性化するため、血小板減少を引き起こす。

血栓塞栓症も伴う。

血小板減少はヘパリン開始後514後に起こる。HIT自体の発症率は1%程度。

治療としては、ヘパリンを直ちに中止し、抗血栓療法を開始する。

アルガトロバンが適応あり。

血小板回復したら、ワーファリンに切り替えとなる。

詳しい治療は、PMDAの重篤副作用疾患別対応マニュアルに載っている。



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