病院で働いている薬剤師が、薬や医療についての情報などを配信していきます。 講演や執筆依頼などは、rodvmaj@yahoo.co.jpまで気軽にご連絡ください。
未分画ヘパリン、低分子ヘパリン問わず、ヘパリンを使うと起こる。
一過性に出現する自己抗体が血小板を活性化するため、血小板減少を引き起こす。
血栓塞栓症も伴う。
血小板減少はヘパリン開始後5~14後に起こる。HIT自体の発症率は1%程度。
治療としては、ヘパリンを直ちに中止し、抗血栓療法を開始する。
アルガトロバンが適応あり。
血小板回復したら、ワーファリンに切り替えとなる。
詳しい治療は、PMDAの重篤副作用疾患別対応マニュアルに載っている。
注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。
0 件のコメント:
コメントを投稿
注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。