2017年6月26日月曜日

■シリンジポンプ使用時の留意点

・ポンプ用の架台が付いた点滴スタンドを使用する。

・シリンジポンプは臥床している患者の心臓位置より高くしない。

・複数台のシリンジポンプを使用する場合は、できるだけ落差を少なくする。

・シリンジポンプを使用している場合、他の輸液製剤の投与には、すべて輸液ポンプを使用する。

・輸液ラインを接続する前に早送りをする(シリンジのフランジとスリットの隙間、シリンジの押し子とスライダーの隙間をなくすため)



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2017年6月25日日曜日

■輸液ポンプ使用時の訪室時の観察ポイント

・薬液の減り具合は正常か!?

・指定の輸液セットであるか!?

・ライン内に気泡や血液の逆流がないか!?

・液漏れはないか!?

・動作インジケータが緑色に点滅しているか!?

AC電源で作動しているか!?

・滴下検出ランプの点滅の有無は!?

・滴下の具合は正しいか!?

・滴下センサーは水平で正しい位置に装着されているか!?

・輸液ポンプの設定は正しいか!?

・クレンメは全開で、輸液ポンプよりも低い位置にあるか!?

・ラインの接続部に緩みはないか!?

・穿刺部位周辺に異常は見られないか!?

・輸液ラインが床や膝位より下位に垂れ下がっていないか!?



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■クレンメを輸液ポンプより下方に取り付ける理由は!?

・閉塞の原因を取り除いた時の一時的な薬液過大注入を防ぐことができるため。

・気泡混入警報発生時にクレンメを閉じて滴下筒へ気泡を逃すことができるため。

・上方でクレンメをクランプした場合、閉塞してもアラームが鳴らないため。



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2017年6月21日水曜日

■配合変化を起こしやすいその他の注射薬剤

『バンコマイシン』
・必ず単独で投与してください。
・前後フラッシュ:生食、5%糖液のみ。
・配合変化を起こしやすい薬剤
1時間以上かけて点滴してください。
・禁止:ヘパリンロック(白色沈殿)

『バクトラミン』
・必ず単独で投与してください。
5%糖液で希釈してください。
・希釈後は結晶析出が認められるため、
1本あたり75mlに希釈に希釈した時⇒2時間以内、
125mlに希釈した時⇒6時間以内、
に点滴を終了してください。
・ただし、5%糖液に限り1本当たり50mlへ希釈可能で、2時間以内に点滴を終了してください。

『レミナロン』
・配合変化を起こしやすい薬剤です。
・抗菌剤、ヘパリン、血液製剤と配合すると、混濁・沈殿を生じるので、別ルートからの投与にしてください。
・アミノ酸輸液、アルカリ性の薬剤と配合すると分解・含量低下を生じるので直接混合は避けてください(同一ルートからの投与は可能)
・高濃度で投与すると静脈炎を起こすことがあるので、末梢から投与する場合は100mg当たり50ml以上の輸液(0.2%以下)で希釈してください。

『イントラリポス』・『イントラリピッド』
・チューブ閉塞しやすいため必ず前後に生食フラッシュしてください。
・他の薬剤と混合せずに、必ず単独で投与してください。



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2017年6月20日火曜日

■配合変化を起こしやすいアルカリ性注射薬剤

『アレビアチン』
・必ず単独で投与してください。
1本に対して生食100ml以下で希釈。
・前後フラッシュ:生食のみ
・配合変化を起こしやすい強アルカリ性薬剤です。
・急速静注は1本につき5(50mg/)以上かけて投与してください。

『オメプラール』
・必ず単独で投与してください。
・生食、5%糖液で溶解。
・前後フラッシュ:生食、5%糖液のみ・
・配合変化を起こしやすいアルカリ性薬剤です。

『ソルダクトン』
・単独で静注してください。「ラシックス(フロセミド)」のみ混合可。
・前後フラッシュ:生食のみ。
・配合変化を起こしやすいアルカリ性薬剤です。

『ラシックス』
・前後フラッシュ:生食、5%糖液のみ。
・配合変化を起こしやすいアルカリ性薬剤です。
・「プリンペラン」・「ビソルボン」などの酸性薬物と白濁するので同一シリンジ内で混合しないでください。



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