2015年8月28日金曜日

■人望が集まる仕草➡『言動の不一致』

■言動の不一致
≪『何を言うか』より『何をするか』≫
心理学的には、信頼と好意は、同一次元のポジティブな感情とされている。
嫌われながら信頼されることはない。
どうすれば相手が自分に対して好意を持つかを考えながら行動することが大切。
好意を持ってもらうには、まずは小さな約束を守ることが重要。
言葉で約束したら即実行する。
人間は、言葉よりも行動の方を信用する。
言葉と行動が食い違った場合、人は言葉ではなく、行動を信じる傾向にある。
・『まずい』と言いながら笑顔を浮かべて食事⇒まわりはおいしいと思うと考える。
・不機嫌そうに眉間にしわを寄せながら『おいしい』と言う⇒まわりはまずいのではないかと考える。
日頃から言動を一致させることは、信頼を得るうえでポイントとなる。
『言葉よりも表情が説得力を持つ!!』



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2015年8月27日木曜日

■抗がん薬を取り扱う医療従事者の職業性曝露に関する調査

▽外部曝露レベルの測定
作業場の空気中と作業台の拭き取り液中の抗がん薬汚染を調べる。

▽内部曝露レベルの測定
体液中(血液、尿など)の抗がん薬や代謝物の量を測定する。

▽曝露による健康への影響を細胞レベルで調査
姉妹染色分体交換、小核、構造異常などの出現頻度を調べることで、職業性抗がん薬曝露による遺伝子や染色体への影響をみる。遺伝子への損傷レベルを定量的に検出できるコメットアッセイを用いた報告もある。

▽曝露による健康影響を個体レベルで調査
がん、出生異常、生殖毒性、自覚症状の調査




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■抗がん剤に関する安全チェックポイント

・プロトコールチェック

・投与前のPSおよび副作用チェック

・相互作用(特に禁忌薬剤をチェック)

・前投与(プレメディケーション)

・溶解液と希釈液の種類と量

・投与時の血管外漏出






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2015年8月26日水曜日

■標準予防策(スタンダードプリコーション)

標準予防策とは、すべての患者において汗を除くすべての血液、体液、分泌物、排泄物、創のある皮膚、粘膜は感染性があるもとして対応・取り扱うこと(感染が疑われる、または確定しているかどうかにかかわらず)。

▽手袋着用が必要な場合
1) 体液、血液、傷のある皮膚、粘膜に接触する可能性のある場合
   ・注射、採血時(患者ごとに交換する)
   ・ドレッシング交換
   ・排泄介助
   ・腹水・胸水、髄液などの処理時
   ・座薬などの挿入介助時
   ・吸引時(口腔、気管、胃液など)

2) 汚染物、汚染した環境、器材に触れる可能性のある場合
  ・おむつ交換など排泄物の処理時
  ・使用後の医療器材の片付け時
  ・器材などの洗浄時

3) 清潔な操作が必要な場合
  ・注射剤のミキシング
▽マスクの着用目的
  ・血液・体液の飛散から着用者の鼻、口を防御する
  ・着用者の唾液など飛沫に含まれる微生物を撒き散らさない

《マスクの種類》
・サージカルマスク
 細菌(平均粒子径4.0~5.0μm)を含む粒子が除去される割合が95%以上のもの

・ろ過マスク(N95微粒子用マスクなど)
 0.3μm以下の粒子の捕集効率が95%以上保証されたマスク




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■手洗い・手指消毒を行うべき状況

•病室への入退室時
•患者に直接接触する前および接触後(診察、脈拍測定、血圧測定、体位変換後など)
•患者のすぐ近くの物品(医療器具など)やよく触れる部位に接触した場合
•体液、排泄物、粘膜、傷のある皮膚、創部被覆材(ドレッシング)に接触した場合
•患者ケア中に、体の汚染部位から清浄な部位へ移る場合
•手袋をはずした後
•中心静脈カテーテルを挿入するとき、滅菌手袋をつける前
•尿路留置カテーテル、末梢血管カテーテルの挿入、その他の侵襲的処置を行なう場合

▼擦式消毒用アルコール製剤
3mlでの除菌率は98%程度
1mlでは除菌率は50%程度



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