一次除菌率
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二次除菌率
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タケプロン
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75.9%
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オメプラール
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81.1%
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80%
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パリエット
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85.7%
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89%
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タケキャブ
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92.6%
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98%
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2017年11月28日火曜日
■P-CABと従来型PPIのピロリ菌除菌率における比較は!?
■P-CABと従来型PPIのピロリ菌除菌率における比較は!?
2017年11月27日月曜日
■グルカゴン注の常温での安定性は!?
グルカゴン注は、冷所保存しなければいけない薬剤です。
グルカゴン注の常温での安定性は、30℃遮光下で4ヶ月まで規格値内である。
徐々に分解されていくため、5ヶ月目以降の安定性は保証されていません。
グルカゴン注の常温での安定性は、30℃遮光下で4ヶ月まで規格値内である。
徐々に分解されていくため、5ヶ月目以降の安定性は保証されていません。
2017年11月26日日曜日
■各種ステロイドの種類・違い・比較・特徴
■ステロイドの種類・違い・比較・特徴
※ヒドロコルチゾン=コルチゾールの力価を1としている
①コルチゾン・ヒドロコルチゾン類
・リン酸ヒドロコルチゾンNa : 水溶性ハイドロコートン
・コハク酸ヒドロコルチゾンNa : サクシゾン、ソル・コーテフ
血中半減期が90分と短い。
塩類蓄積作用が強い。
抗炎症作用は弱い。
血中半減期が150分前後であり、使用しやすい。
ヒドロコルチゾンに比べ、塩類蓄積作用が弱い。
血中半減期が180分前後であり、使用しやすい。
ヒドロコルチゾンに比べ塩類蓄積作用が弱い。
プレドニゾロンの約1.2倍の抗炎症作用。
プレドニゾロンの約10倍の抗炎症作用。
血中半減期が300分前後であり、ステロイド薬の中では最長である。
⇒局所投与でよく用いられる、長期投与で副腎萎縮する。
デキサメタゾンとほぼ同様の特徴である。
【作用の比較】
▽糖質コルチコイド作用
ヒドロコルチゾン(サクシゾン,ソル・コーテフ) :1
プレドニゾロン(プレドニゾロン,プレドニン) :4
メチルプレドニゾロン(ソル・メドロール) :6
デキサメタゾン(デカドロン) :30
ベタメタゾン(リンデロン) :30
プレドニゾロン(プレドニゾロン,プレドニン) :0.8
メチルプレドニゾロン(ソル・メドロール) :0.5
デキサメタゾン(デカドロン) :0
ベタメタゾン(リンデロン) :0
プレドニゾロン(プレドニゾロン,プレドニン) :3時間
メチルプレドニゾロン(ソル・メドロール) :3時間
デキサメタゾン(デカドロン) :4時間
ベタメタゾン(リンデロン) :4時間
プレドニゾロン(プレドニゾロン,プレドニン) :5 mg
メチルプレドニゾロン(ソル・メドロール) :4mg
デキサメタゾン(デカドロン) :0.5-0.7 mg
ベタメタゾン(リンデロン) :0.5-0.7 mg
【選び方】
①プレドニゾロン・メチルプレドニゾロンが第1選択薬である。
②ヒドロコルチゾンは塩類蓄積作用があり通常用いられないが、即効性があるゆえショックの治療に最適である。
③デキサメタゾン、ベタメタゾンは局所投与が基本である。
【使い方】
①少量投与のときは、朝1回投与。大量投与のときも、分割にするが朝を多めにする。
②離脱症候群はプレドニゾロン換算で総量1000mgを越えたときに起こる可能性がある。
③漸減方法
・短期投与→速やかに
・長期投与→緩徐に
コルチゾール作用。アルドステロン作用の力価が違う.
■内服ステロイドの使い方
▽プレドニゾロン換算で、投与量を決定する。
・大量=40mg/day以上
・中等量=20-39mg/day
・少量=19mg/day以下
※コルチゾール分泌
正常時は,プレドニゾロン換算で3-5mg/day
ストレス下では,プレドニゾロン換算で80mg程度 ⇒手術時などに考慮する。
▽投与法
・分けた方が効くが,副作用が多くなる。
副腎抑制する時間が長くなるためである。
⇒抗炎症効果狙い:分3-4(血管炎など)
自己免疫是正狙い:分1(重症筋無力症など)
■注射ステロイドの使い方
▽半減期の短い、ソルコーテフが使いやすい。
▽ステロイドは水に溶けないので,コハク酸エステルとしている。
ソルコーテフ,水溶性プレドニン
⇒アスピリン喘息の患者は,コハク酸塩で悪化することがある。
⇒リンデロン4~8mg静注で対応。
▽パルス療法
・メチルプレドニンが生成され,アルドステロン作用がほぼないことから,実施できるようになった。
1000mg/dayを3日間
⇒副作用多く,また大量ステロイド療法と比べ優れているというエビデンスに乏しい。
≪関連記事≫
■単剤投与してほしい注射剤
■ランサップ400とランサップ800の使い分けは!?
■アルロイドGを服用した後、水などをすぐに飲んでもいいのか!?
■PPI(プロトンポンプ阻害薬)vsH2ブロッカー(H2受容体拮抗薬) 比較
■胃薬っていっぱいあるけど、何が違うの!?
■胃全摘患者にビスフォスホネート製剤って投与可能なの!?
≪相互リンク≫
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薬剤師の話ブログ
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一般名
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商品名
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コルチゾール
作用
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アルドステロン
作用
|
半減期
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ヒドロコルチゾン類
(コルチゾール) |
ソル・コーテフ
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1
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1
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1.2時間
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プレドニゾロン類
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プレドニン
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4
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0.8
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2.5時間
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メチルプレドニゾロン類
|
ソル・メドロール
|
5
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ほぼ0
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3時間
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デキサメタゾン類
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デカドロン
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30
|
0
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6時間
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ベタメタゾン類
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リンデロン
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①コルチゾン・ヒドロコルチゾン類
・リン酸ヒドロコルチゾンNa : 水溶性ハイドロコートン
・コハク酸ヒドロコルチゾンNa : サクシゾン、ソル・コーテフ
血中半減期が90分と短い。
塩類蓄積作用が強い。
抗炎症作用は弱い。
②プレドニゾン・プレドニゾロン類
・プレドニゾロン:プレドニゾロン、プレドニン血中半減期が150分前後であり、使用しやすい。
ヒドロコルチゾンに比べ、塩類蓄積作用が弱い。
③メチルプレドニゾロン類
・コハク酸メチルプレドニゾロンNa : ソル・メドロール血中半減期が180分前後であり、使用しやすい。
ヒドロコルチゾンに比べ塩類蓄積作用が弱い。
プレドニゾロンの約1.2倍の抗炎症作用。
④トリアムシノロン類
⑤デキサメタゾン類
・デキサメタゾン : デカドロンプレドニゾロンの約10倍の抗炎症作用。
血中半減期が300分前後であり、ステロイド薬の中では最長である。
⇒局所投与でよく用いられる、長期投与で副腎萎縮する。
⑥ベタメタゾン類
・ベタメタゾン : リンデロンデキサメタゾンとほぼ同様の特徴である。
【作用の比較】
▽糖質コルチコイド作用
プレドニゾロン(プレドニゾロン,プレドニン) :4
メチルプレドニゾロン(ソル・メドロール) :6
デキサメタゾン(デカドロン) :30
ベタメタゾン(リンデロン) :30
▽鉱質コルチコイド作用
ヒドロコルチゾン(サクシゾン,ソル・コーテフ) :1プレドニゾロン(プレドニゾロン,プレドニン) :0.8
メチルプレドニゾロン(ソル・メドロール) :0.5
デキサメタゾン(デカドロン) :0
ベタメタゾン(リンデロン) :0
▽血中半減期
ヒドロコルチゾン(サクシゾン,ソル・コーテフ) :1.2~1.5時間プレドニゾロン(プレドニゾロン,プレドニン) :3時間
メチルプレドニゾロン(ソル・メドロール) :3時間
デキサメタゾン(デカドロン) :4時間
ベタメタゾン(リンデロン) :4時間
▽等価投与量
ヒドロコルチゾン(サクシゾン,ソル・コーテフ) :20 mgプレドニゾロン(プレドニゾロン,プレドニン) :5 mg
メチルプレドニゾロン(ソル・メドロール) :4mg
デキサメタゾン(デカドロン) :0.5-0.7 mg
ベタメタゾン(リンデロン) :0.5-0.7 mg
【選び方】
①プレドニゾロン・メチルプレドニゾロンが第1選択薬である。
③デキサメタゾン、ベタメタゾンは局所投与が基本である。
【使い方】
①少量投与のときは、朝1回投与。大量投与のときも、分割にするが朝を多めにする。
③漸減方法
・短期投与→速やかに
・長期投与→緩徐に
■プレドニン・ソルコーテフ・ソルメドロールの違いは!?
どれも副腎ステロイドホルモンですが、効能や強さなど違いはあるのでしょうか?
糖質コルチコイド作用の強さは、ソルコーテフを1とするとプレドニンは4、ソルメドロールは5です。どれも副腎ステロイドホルモンですが、効能や強さなど違いはあるのでしょうか?
コルチゾール作用。アルドステロン作用の力価が違う.
■内服ステロイドの使い方
▽プレドニゾロン換算で、投与量を決定する。
・大量=40mg/day以上
・中等量=20-39mg/day
・少量=19mg/day以下
※コルチゾール分泌
正常時は,プレドニゾロン換算で3-5mg/day
ストレス下では,プレドニゾロン換算で80mg程度 ⇒手術時などに考慮する。
▽投与法
・分けた方が効くが,副作用が多くなる。
副腎抑制する時間が長くなるためである。
⇒抗炎症効果狙い:分3-4(血管炎など)
自己免疫是正狙い:分1(重症筋無力症など)
■注射ステロイドの使い方
▽半減期の短い、ソルコーテフが使いやすい。
▽ステロイドは水に溶けないので,コハク酸エステルとしている。
ソルコーテフ,水溶性プレドニン
⇒アスピリン喘息の患者は,コハク酸塩で悪化することがある。
⇒リンデロン4~8mg静注で対応。
▽パルス療法
・メチルプレドニンが生成され,アルドステロン作用がほぼないことから,実施できるようになった。
1000mg/dayを3日間
⇒副作用多く,また大量ステロイド療法と比べ優れているというエビデンスに乏しい。
参考:ステロイドの使い方のコツ
≪関連記事≫
■単剤投与してほしい注射剤
■ランサップ400とランサップ800の使い分けは!?
■アルロイドGを服用した後、水などをすぐに飲んでもいいのか!?
■PPI(プロトンポンプ阻害薬)vsH2ブロッカー(H2受容体拮抗薬) 比較
■胃薬っていっぱいあるけど、何が違うの!?
■胃全摘患者にビスフォスホネート製剤って投与可能なの!?
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2017年11月25日土曜日
■ビジネスの6原則
1.勤勉さ
頭を使って熱心に努力していくこと。
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■外用剤の上から化粧をしてもいいですか!?
■ステロイド外用剤を塗ると皮膚が黒くなるのは誤解!?
■ステロイド外用剤を塗ってから日に当たると皮膚が黒くなるのは誤解!?
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頭を使って熱心に努力していくこと。
2.注意力(観察力・気づき)
些細なことにも注意を向ける。
3.正確さ
他人はあなたの実力を正確さで判断する。
4.手際の良さ
仕事の量と質を両立させるコツは、一度に一つしか仕事をしないこと。いったん一つの仕事に着手したら、やりかけのまま放置せず、確実に最後までやり遂げること。
5.迅速さ
3と4が両立した時、仕事にスピードが生まれる。
6.時間厳守
※自助論参考
≪関連記事≫
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■ステロイド外用剤を塗ると皮膚が黒くなるのは誤解!?
■ステロイド外用剤を塗ってから日に当たると皮膚が黒くなるのは誤解!?
■保湿剤とステロイド外用剤を同じ部位に塗るように指示された時の塗布する順序は!?
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2017年11月24日金曜日
■マリゼブ錠12.5mg・25mg【持続性選択的DPP-4阻害剤 経口糖尿病用剤】
≪製造・販売≫
MSD
≪一般名≫
オマリグリプチン
・マリゼブ錠25mg:1015.3円/1錠
・ザファテック錠50mg:559.2円/1錠
・ザファテック錠100mg:1045.1円/1錠
・トルリシティ0.75mg:3586円/1キット
・ビデュリオン2mg:3586円/1キット
MSD
≪一般名≫
オマリグリプチン
≪発売予定≫
2015年11月
≪効能・効果≫
2型糖尿病
≪用法・用量≫
通常、成人にはオマリグリプチンとして25mgを1週間に1回経口投与する。
≪概要≫
マリゼブは、米国メルク社で開発された週に1回投与の持続性選択的DPP-4阻害剤である。
≪薬理作用≫
本剤は、DPP-4のペプチダーゼ活性を阻害することで、インクレチン(GLP-1、GIP)のDPP-4による分解を抑制する。これにより、活性型インクレチン濃度を上昇させ、血糖依存的にインスリン分泌促進作用およびグルカゴン濃度低下作用を増強し血糖コントロールを改善する。
≪特徴≫
本剤は、肝臓での代謝をほとんど受けず、未変化態として体内に幅広く分布する。そのため、血流により腎臓へ移行する薬物量は少なく、単位時間当たりの濾過量が少ないと考えられている。また、本剤の消失は主に腎排泄によるものであるが、本剤の高い膜透過性により腎臓で受動的に再吸収され、体内循環を繰り返すと想定されている。本剤は、未変化態として体内で作用する薬剤であり、これらのメカニズムにより長時間作用が持続し、週1回投与を実現していると考えられている。
≪同系統薬剤の薬価≫
・マリゼブ錠12.5mg:543.3円/1錠・マリゼブ錠25mg:1015.3円/1錠
・ザファテック錠50mg:559.2円/1錠
・ザファテック錠100mg:1045.1円/1錠
・トルリシティ0.75mg:3586円/1キット
・ビデュリオン2mg:3586円/1キット
※参考:各薬剤インタビューフォーム
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