長年にわたり日常の社会生活が障害され、進学・就業・昇進・結婚などに大きな影響を及ぼします。
SADは、自然治癒が困難なため、早期にSSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)などによる治療を行うことが重要です。
【不安・恐怖を感じ回避する状況】
・人前で話す。・人と接する
・緊張から顔が赤くなる、汗をかく
・人前での食事や会食
・お茶を出す
・名刺交換をする
・人前で字を書く
・他人の視線を感じる
・自分のお腹が鳴る
・電話の応対
・公共のトイレで用を足す
【不安や恐怖に伴い、日常生活に差し障る身体症状を発症】
・顔面の紅潮、蒼白・息苦しさ、吐き気
・震戦
・パニック発作
・声の震え、口の渇き
・動悸、発汗
・胃腸の不快感、下痢
【原因】
SADは、セロトニンの異常から、恐怖の認知や不安の表出を司る脳の扁桃体が過剰に興奮し、発症すると言われています。偏桃体の過剰興奮から不安や恐怖を喚起する思考が形成され、実際に社交場面や対人場面に遭遇した際、不安や恐怖を感じ、身体症状が現れます。その時の経験が、さらに思考を増幅し悪循環が生じます。≪関連記事≫
■ランサップ400とランサップ800の使い分けは!?
■アルロイドGを服用した後、水などをすぐに飲んでもいいのか!?
■PPI(プロトンポンプ阻害薬)vsH2ブロッカー(H2受容体拮抗薬) 比較
■胃薬っていっぱいあるけど、何が違うの!?
■胃全摘患者にビスフォスホネート製剤って投与可能なの!?
0 件のコメント:
コメントを投稿
注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。