低用量ピルとは、卵胞ホルモンと黄体ホルモンの合剤で、両ホルモンの働きで排卵を抑制し避妊効果を発揮します。
・低用量ピル:卵胞ホルモンの量を 50 μg 未満に抑えたもの
・中用量ピル:50 μg のもの
・高用量ピル:50 μg より多いもの
≪21錠包装製剤と28錠包装製剤の違いは?≫
ピルは、21日間の服用と7日間の休薬を繰り返すのが基本です。21錠包装のものは、ピルのみ21錠包装されており、7日間完全に休薬します。
一方、28錠包装のものは、ピルを21錠服用した後に何日休薬したかを忘れないようにするために、プラセボ7錠が加えられています。
≪一相性、二相性、三相性の特徴は?≫
2つのホルモンの比率が全く同じものを一相性ピルといい、服用法が簡単なのが特徴です。前半の黄体ホルモンの量を減らしたものを二相性ピル、3段階に黄体ホルモンの量を変えたものを三相性ピルといい、これらは自然の性周期のホルモンバランスに近いのが特徴で、不正出血の防止やホルモンの全体量を低くするために工夫されています。≪相互リンク≫
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