2015年5月25日月曜日

■インフルエンザワクチンの予防接種を受ける時期は!?

インフルエンザワクチンの予防接種をしてから抗体ができ予防効果が発現するためには、およそ2週間ぐらいかかると言われています。
その年や地域によって違いますが、一般的には日本では12月頃からインフルエンザワクチンの流行が始まることが予想されますので、12月頃までには接種を終えておくことが望まれます。
11月2、3週目ぐらいが望ましいかもしれません。



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2015年5月24日日曜日

■頭の回転が速い人

頭の回転が早い人は、
①リラックスしている
②集中力がある
③記憶力がいい

≪頭の働きを悪くする最大の敵≫
不安、焦り、マイナス思考、秘密、後ろめたさ、怒り
 ↓
緊張体験の記憶で頭がいっぱい
 ↓
『緊張』
 ↓
頭の働きが悪くなる。

≪脳を活性化させる理想的な心の持ち方≫
・他人と比較しない
・完全主義をやめる
・つらい経験も受け止める覚悟を決める
・熱意と誠意をもつ
・感謝の気持ちを忘れない
緊張とは、不安も裏返し。
『自信を持つこと!!』



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■アルロイドGを服用した後、水などをすぐに飲んでもいいのか!?

アルロイドGは吸収されて効果を発揮するのではなく、物理的に胃・十二指腸粘膜を保護して作用するので服用後すぐに水を服用すると、付着した薬の部分が取れてしまう可能性があります。
そのため水などの摂取は、30分ぐらい控えた方が良いです。



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2015年5月23日土曜日

■抗てんかん薬血中濃度測定の必要性

発作を止めるためには脳内の抗てんかん薬濃度を一定に保つことが必要である。
半減期より短い間隔で繰り返し薬を服用すると、半減期の4〜5倍の時間を経て定常状態となる。
血液中の濃度は脳内の抗てんかん薬の濃度を反映するため、定常状態の血中濃度が治療有効濃度に達しているかどうかが効果判定の機銃んとなる。
しかし、治療有効濃度は患者一人一人異なるものである。単剤で少量から投与開始し副作用なく発作を止めることができた濃度がその患者個人の有効濃度である。

▽血中濃度測定が必要な時
・薬剤の投与開始、投与変更,追加された場合
・中毒、副作用症状が疑われる場合
・コンプライアンスの確認
・新たな疾患、妊娠など患者の個体的,生理的変化があった場合

▽採決時期
定常状態に達した時期(急性中毒時は除く)

▽採血時間
基本的に投与直前(トラフ値)

≪主な抗てんかん薬の半減期・定常状態までの時間・治療域≫


薬剤名

半減期(時間)

定常状態までの時間()

治療域

(μg/ml)

バルプロ酸Na

12.92

24

40100

815(徐放錠)

57(徐放錠)

カルバマゼピン

326

37

312

フェニトイン

542

410

520

フェノバルビタール

20130

1421

1025

プリミドン

316

47

412

ゾニサミド

2460

1015

1030

クロナゼパム

2060

510

0.020.08

エトスクシミド

2060

512

40100


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■低カリウム血症

低カリウム血症は血清K濃度3.5mEq/L以下と定義する。
致死的な不整脈がなければ救急度は低い。
しかし、ジギタリス製剤を使用している場合や致死性不整脈を認める場合には救急対応が必要となる。
高度の低カリウム血症では重症不整脈(VFVT)、そしてPEAまたは心静止となる。
救急対応としてのKの静脈内投与は、不整脈が存在するか、または低カリウム血症が重篤な場合(血清K濃度2.5Eq/L未満)に適応となる。
この場合、心電図でモニターしつつ緩徐な補正(最大1020Eq/時で持続静脈内投与)が望ましい。
しかしながら、低カリウム血症による心停止には、K10Eq5分かけて静脈内投与し、必要に応じてもう1回投与する。
ただし、Kの静脈内投与を治療目的で意図して行った理由を診療録に記載する。



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