2014年8月9日土曜日

■告白のしかた:相手の心を動かす告白

1、予感
どんな言葉もいきなり相手の心に入れるよりちょっとした予感を起こしてからの方が、より強く浸透するもの。
人は、イメージによって、より好意的な気持ちになる。
『言いにくいんだけど・・・』
『こんなこと言って、迷惑になったら悪いんだけど・・・』
などのシンプルな言い方で、相手の気持ちをジワジワ高める。
この時、相手がどんな反応をするかをよく見ること。
相手が、あなたの告白を少しでも予想していたり、言葉を心待ちにしているならあなたへの視線が増えてくる。
逆に興味がなければ、あなたの方をあまり見ないはず。

2、告白
別に特別なセリフを言う必要はない。
『君と付き合いたい』
『すごく好きだと思ってる』
『いいと思っている』
など簡単なものでよい。
もしくは褒め言葉でもOK.
これだけで十分に伝わるはず。

3、ダメ押し
最後にダメ押しをしておくことは、何より大切。
どんな人でも、自分にとって嬉しいことを言われた時に、『まさか!?』と思うもの。
相手に『好きだ!!』と伝えたあと、もう一度『本当なんだ。』と伝えることで、その言葉の信憑性は確実にアップする。


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2014年8月2日土曜日

■ラモトリギン:ラミクタール錠

≪商品名≫
ラミクタール錠:小児用2mg・5mg、25mg、100mg

≪製造販売会社≫
グラクソスミスクライン

≪作用機序≫
Naチャネルを頻度依存的かつ電位依存的に抑制することによって神経膜を安定化させ、グルタミン酸などの興奮性神経伝達物質の遊離を抑制
Ca²チャネルへの阻害作用

≪用法・用量≫
▽バルプロ酸Naとの併用時
投与開始2週間25mg1×隔日投与
次の2週間25mg×1
その後12週間ごとに2550mgずつ漸増→維持量100200mg2×

▽バルプロ酸Naと併用しない場合
投与開始2週間50mg1×
次の2週間100mg2×
その後12週間ごとに最大100mgずつ漸増→維持量200400mg2×

≪特徴≫
・他のてんかん薬で十分な効果が認められないてんかん患者の部分発作、強直間代発作における全般発作に対する抗てんかん薬との併用療法に用いられる。
・患者の状況に応じた方法での服薬が可能
チャアブル・ディスパーシブル錠であるため、錠剤を咀嚼、水とともに服用、水に懸濁して服用などの服用方法が可能である。

≪副作用≫
・頭痛
・不安
・興奮


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2014年8月1日金曜日

■トピラマート:トビナ錠

≪商品名≫
トピナ錠:50mg・100mg

≪製造販売メーカー≫
協和発酵キリン

≪作用機序≫
・電位依存性ナトリウムイオンチャネル機能を抑制し、GABA受容体内蔵型のクロライドチャネル開口の頻度の増加による抑制性伝達機構の更新、興奮性グルタミン酸の持続性のAMPA型受容体の機能抑制による興奮性伝達機構の抑制
・ヒト炭酸脱水素酵素(Ⅱ型及びⅣ型)の阻害

≪用法・用量≫
開始量:1日50100mg  分12 以後1週間以上の間隔をあけて漸増
維持量:1200400mg 分2 (最大量)

≪漸増例≫
 
1〜2週
3〜4週
5〜6週
78
 
50
50
100
50
50
100
100
1日量
50
100
150
200

≪特徴≫
・他の抗てんかん薬でコントロール不十分なてんかん患者の部分発作(二次性全般化発作を含む)対する併用療法で有効性が確立している。
・原発性強直間代発作にも有効性が報告されている。海外では、部分てんかんへの抗てんかんスペクトラムが単剤投与でも確認されている。
・腎排泄型の薬剤である。主に腎増で排泄され、クレアチニンクリアランスに応じた投与量の調節を必要とする。

≪副作用≫
▽続発性閉塞隅角緑内障およびそれに伴う急性近視。
視力の急激な低下および眼痛が投与開始1ヵ月以内に発現することがある。

▽腎,尿路結石
トピラマートが弱い炭酸脱水素酵素阻害作用を有しており、クエン酸塩の尿中排泄量の減少、尿pHの上昇を引き起こすことで結石を促すことが原因と考えられている。リスク軽減のため、十分な水分補給が推奨されている。

▽体重減少


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2014年7月31日木曜日

■ガバペンチン:ガバペン錠

≪商品名≫
ガバペン錠200mg・300mg・400mg

≪販売メーカー≫
ファイザー

≪作用機序≫
・興奮系神経系の前シナプスにおいて電位依存性Caチャネルのα2δサブユニットに結合し、Caの流入を抑制することによりグルタミン酸などの神経伝達物質の遊離を抑制
・脳内GABA量を増加させ、GABAトランスポーターを活性化し、抑制性神経系であるGABA神経系機能を維持、増強

≪用法・用量≫
初日: 1日600mg 分3
2日目:1日1200m 分3
3日目以降: 維持量 1日12001800mg 分3 (最大量2400mg)

≪特徴≫
▽部分てんかん発作に有効
既存の抗てんかん薬で十分抑制できない部分発作抑制効果が認められる。
既存の抗てんかん薬の併用療法に使用される。

▽維持用量に達する時間が短い
投与初期の用量調節期間を長く設定する必要性がなく、数日間のうちに速やかに維持用量に達することができる。

▽腎排泄型の薬剤である
クレアチニンクリアランスに応じた投与量の調整が必要である。
≪クレアチニンクリランスに応じた『ガバペンチン:ガバペン錠』の投与量≫


クレアチニンクリアランス

(ml/)

60

3059

1529

514

1日投与量(mg/)

6002400

4001000

200500

100200

投与量

初日

1200mg

13

1200mg

12

1200mg

11

1200mg

11

維持量

1400mg

13

1300mg

12

1300mg

11

1300mg2日に1

(1200mg2日に1回も考慮)

1600mg

13

1400mg

12

1400mg

11

最高投与量

1800mg

13

1500mg

12

1500mg

11

1200mg

(1300mg2日に1回も考慮)

▽代謝酵素P450の誘導・阻害がなく、他の抗てんかん薬と相互作用を起こしにくい。

▽併用注意の薬剤は、制酸薬とモルヒネ
制酸薬と併用すると血中濃度の低下が見られるため、相互作用回避のために制酸薬服用後2時間以降にガバペンチンを服用するよう指導する。
モルヒネと併用するとAUCCmaxが増加するため必要に応じ、投与量を減量する必要がある。

≪血中濃度モニタリング≫
定期的な血中濃度モニタリングは不要である。

≪副作用≫
頭痛、複視、倦怠感、行動異常


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2014年7月21日月曜日

■肝不全用経腸栄養剤の組成:アミノレバンEN・ヘパンED


 
アミノレバンEN(3包)
ヘパンED(2包)
常用投与量
150(3)/
160(2)/
エネルギー(kcal)
630
620
タンパク質()
40.5
22.4
結晶アミノ酸
19.5
22.4
BCAA量
・イソロイシン
・ロイシン
・バリン
18.2
6.1
6.8
5.4
10.9
3.5
4.2
3.2
AAA量
・フェニルアラミン
・チロシン
0.6
0.5
0.1
0.2
0.2
フィッシャー比
38
61
その他のアミノ酸
・アルギニン
・グリシン
・その他
21.5
2.6
5.2
13.7
11.2
3.5
0.9
6.8
 ゼラチン加水分解物
19.5
 カゼインナトリウム
1.5
糖質()
93.2(デキストリン)
123.4(デキストリン)
脂質()
10.5(コメ油)
5.6(ダイズ油)
Na(mg)
(mg)
Ca(mg)
Mg(mg)
Cl(mg)
(mg)
125.1
529.5
174.9
60.6
656.9
251.3
368.0
436.0
490.1
80.0
754.1
378.1
Zn(mg)
Fe(mg)
Mn(mg)
Cu(mg)
(μg)
2.6
3.9
0.6
0.4
28.7
7.2
2.1
0.6
0.4
50.1
ビタミン
各種
各種
特徴
・低たんぱく質の併用を想定し、総アミノ酸量を多め、フィッシャー非を少なめに想定。
・糖質を減量(DMの合併症が多いため)
・Naを減量(腹水を合併していることが多いため)
・長期投与の安全性が確立。
・フィッシャー比が高い。
・アルギニン、亜鉛を増量(尿素回路を活性化してアンモニア量を低下させる)
・窒素源が結晶アミノ酸のみで構成・食事との組み合わせが容易。
・グリシンを減量(アンモニアを産生しやすいため)


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