DPC導入に至った背景には、医療費高騰の問題があり、医療費の適正化が目的の1つになっています。
計画的で効率のよい医療を推進することによって、患者満足度の向上と病院経営を改善することも目的です。
また、対象病院は症例数などのデータが公表されることから、医療の透明化や標準化も期待されています。
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一般名・薬剤分類名
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報告されている影響
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バルプロ酸
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神経管閉鎖障害
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カルバマゼピン
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神経管閉鎖障害
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フェニトイン
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頭蓋顔面の異常・指節の低形成・先天性心疾患など
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アミノグリコシド系抗菌薬
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非可逆的第Ⅷ脳神経障害
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テトラサイクリン系抗菌薬
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妊娠中期後期使用により、歯牙着色・エナメル質形成不全
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非ステロイド系抗炎症約
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妊娠後期使用により、動脈管早期閉鎖・羊水過小
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ACE阻害薬
ARB
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妊娠中期・後期使用により、胎児腎障害・羊水過小による肺低形成・四肢拘縮・頭蓋変形・持続性の動脈管開存
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リチウム
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Ebstein病
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高用量ビタミンA
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胎児レチノイド症候群
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アルコール
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胎児性アルコールスペクトラム障害
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