膀胱内注入では頻尿、排尿痛が起こりやすい。まれに心筋梗塞、心不全、骨髄抑制、ショック、委縮膀胱(下腹部痛・極度の頻尿)、間質性肺炎が起こる場合もある。
≪マイトマイシンC≫
膀胱内注入では、頻尿、排尿痛、委縮膀胱が起こりやすい。まれに溶血性尿毒症症候群(血小板減少、貧血、尿毒症)、急性腎不全、骨髄抑制、間質性肺炎にも注意。
≪膀胱内BCG注入療法≫
頻尿、排尿痛、血尿、発熱。まれにBCG(結核)感染、間質性肺炎、アレルギー反応、委縮膀胱、腎不全が起こる場合もある。
≪GC療法:ゲムシタビン+シスプラチン≫
骨髄抑制、貧血、吐き気、嘔吐が現れるが、比較的軽度で済む人が多い。最も気をつけたい副作用は、まれに起こる間質性肺炎。
≪M-VAC療法:メトトレキサート+ビンブラスチン+ドキソルビシン+シスプラスチン≫
脱毛、吐き気、嘔吐、骨髄抑制、口内炎、貧血。頻度は低いが、発熱、意識障害が出る人もいる。シスプラスチンに起因する急性腎不全、難聴が起こった時には、シスプラチンの使用を中止する。
≪カルボプラチン≫
吐き気、嘔吐、骨髄抑制、食欲不振。間質性肺炎、急性腎不全、肝障害、血栓症、脳梗塞が起こる場合もある。
≪パクリタキセル≫
骨髄抑制、末梢神経障害、脱毛、アレルギー反応。吐き気、嘔吐、心毒性をきたす場合もある。≪相互リンク≫
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