2017年10月30日月曜日

■プラビックスは、先発品とオーソライズドジェネリック(AG)とジェネリック医薬品(GE)で、それぞれ適応が違う。

プラビックスは、先発品とオーソライズドジェネリック(AG)とジェネリック医薬品(GE)で、それぞれ適応が違う。それぞれの適応は以下の通り(2015.6)。

先発品:プラビックス(一般名:クロピドグレル)
(1) 虚血性脳血管障害の再発抑制
(2) 経皮的冠動脈形成術(PCI)が適用される急性冠症候群、安定狭心症、陳旧性心筋梗塞
(3) 末梢動脈疾患(PAD)における血栓・塞栓形成の抑制

AG:クロピドグレル「SANIK」
(1)虚血性脳血管障害の再発抑制
(2)経皮的冠動脈形成術(PCI)が適用される急性冠症候群、安定狭心症、陳旧性心筋梗塞

GE:クロピドグレル
(1)虚血性脳血管障害の再発抑制のみ適応

※2015.10にAGとGEの適応は同じとなった。



■ジェネリック医薬品の付加価値

≪製剤的な工夫≫
・錠剤の小型化
・OD錠やDS製剤の開発
・溶解性の向上

≪利便性の向上≫
・先発品にはない規格
・冷所から室温保管へ

≪安全面での工夫≫
・錠剤への製品名の印字
・PTPシートの表示
・割れにくいバイアル

≪供給体制の強化≫
・原薬のダブルソース化



■パーキンソン病におけるドパミンアゴニスト製剤用量比表

パーキンソン病におけるドパミンアゴニスト製剤用量比表(目安)






参考:監修/日本神経学会:パーキンソン病治療ガイドライン2011、医学書院2011、
※Reichman, H. et al.: J. Neural. Transm., 110, 1393-1400, 2003



■過敏性腸症候群(IBS)の主な病型

■過敏性腸症候群(IBS)の主な病型

病型


特徴


便秘型


・硬便、兎糞状便(コロコロ便)が多い。

・ストレスにより悪化。

・緊張するとお腹が痛くなり、トイレに行くが、兎状便が少ししか出ない。


下痢型


・水様便、軟便(泥状便)が多い。

・緊張するとお腹が痛くなり、トイレに行きたくなる。

・トイレに行けない不安な状況になると下痢が悪化。


混合型


・便秘型と下痢型を繰り返す。

・緊張やストレスで悪化。




■ストレスを感じる人が多い県は!?ストレスを感じない人が多い県は!?

【ストレスを感じる人が多い県】
1位:岩手県52.2
2位:青森県46.2
3位:栃木県45.7
4位:大分県45.5
5位:佐賀県42.9
6位:山形県42.9
7位:熊本県38.4
8位:秋田県38.0
9位:島根県35.8
10位:鳥取県35.3

【ストレスを感じない人が多い県】
1位:高知県33.3
2位:和歌山県27.8
3位:山梨県22.2
4位:岐阜県18.2
5位:愛媛県16.0
6位:滋賀県13.2
7位:長崎県12.5
8位:埼玉県12.4
8位:京都府12.4
10位:広島県11.8
10位:石川県11.8

※株式会社プラネットアンケ―ト