2022年1月18日火曜日

■フェブリクは、アロプリノールより、心血管系イベントの発現割合が高い? DI情報:2021年7月12日

海外臨床試験において、

フェブリクは、アロプリノールと比べ、

心血管系イベントの発現割合が高いとの報告あり。

 

これを受けて、添付文書の改訂がなされていたが、

20213月、本邦における調査結果の報告では、

日本人におけるフェブリクとアロプリノールでの

心血管系イベントの発現割合に差はみられなかったとのこと。

これにより、フェブリク投与において、患者を限定する等の措置は不要で、位置づけも変わらないとの結論がなされた。



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2022年1月16日日曜日

■Triple Whammyとは? DI情報:2021年7月11日

①利尿薬・・・循環血漿量を減少

NSAIDs・・・輸入細動脈収縮

RAS阻害薬・・・輸出細動脈拡張

上記①~③は、GFRを低下させる三段攻撃のこと。

夏場は、脱水症になる高齢者も増えることから上記①~③と合わせて注意が必要である。



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2022年1月15日土曜日

■フェジン注とクエン酸第一鉄錠の併用について DI情報:2021年7月9日

フェジン注を静注することにより、
粘膜ブロックが起こり、
内服薬の消化管での吸収が悪くなるため、
併用に意味はないと言われています。
しかし、最近では、本当にそうなのか研究が進められています。


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2022年1月11日火曜日

■バルプロ酸は、妊婦が服用すると先天奇形!? DI情報:2021年7月7日

バルプロ酸は、

妊婦が服用すると

先天奇形(二分背椎・精神神経の発達障害)が報告されている。


そのため、

原則、胎児への影響を考慮し、

バルプロ酸の使用を避けることが推奨される。


やむを得ず使用する際は、

用量依存的であることを踏まえて、

最小量に留めることが勧められる。

バルプロ酸600mg/日以下では、

奇形発現の増加の報告は得られず。



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2022年1月6日木曜日

■偽痛風について DI情報:2021年7月6日

 ・ピロリン酸Ca二水和物の関節軟骨、周囲組織への沈着を原因とする関節炎をきたす疾患の総称。

・好発部位は、膝関節

・X線による軟骨の石灰化の発見、関節穿刺液で、ピロリン酸カルシウム二水和物(CPPD)の血漿があれば確定となる。

・治療として。NSAIDsの投与、患部冷却、関節液の排出、コルチコステロイドの注入がある。

・痛風との区別は、尿酸結晶の有無



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