2017年4月17日月曜日

■イフェクターSRカプセル37.5mg・75mg

≪製造・販売≫
ファイザー

≪一般名≫
ベンラファキシン塩酸塩

≪薬効分類≫
セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害剤(SNRI)

≪効能・効果≫
うつ病・うつ状態

≪用法・用量≫
通常、成人にはベンラファキシンとして137.5mgを初期用量とし、1週後より175mgを11回食後に経口投与する。なお、年齢、症状に応じ1225mgを超えない範囲で適宜増減するが、増量は1週間以上の間隔をあけて1日用量として75mgずつ行うこと。

≪薬理作用≫
本剤および活性代謝物であるO-脱メチルベンラファキシンは、神経伝達物質であるセロトニンおよびノルアドレナリンの再取り込み阻害作用を示す。また、低用量から主にセロトニン系に作用し、高用量ではセロトニン系とともにノルアドレナリン系の作用が強まる(⇒不眠に繋がる可能性がある)ことが示されている。

≪特徴≫
ベンラファキシンは、当初外国において123回投与の即放錠として開発された。その後、治療アドヒアランスの向上を目的として、11回投与の徐放性カプセルである本剤が開発された。本邦において3剤目のSNRIである。



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■リーダーになる人に必要な失敗学の知識

1.失敗に負けないように対処する技術
2.失敗原因を分析する能力
3.失敗情報を正しく扱うノウハウ
4.致命的な大失敗を防ぐための視点
5.失敗を想像に繋げる思考
6.試行錯誤しながら先へ進む姿勢



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2017年4月15日土曜日

■社会人基礎力とは!?

▽前に踏み出す力
・主体性:物事に進んで取り組む力
・働きかけ力:他人に働きかけ巻き込む力
・実行力:目的を設定し、確実に行動する力

▽考え抜く力
・課題発見力:現状を分析し、目的や課題を明確にする力
・計画力:課題の解決に向けたプロセスを明らかにし準備する力
・創造力:新しい価値を生み出す力

▽チームで働く力
・発信力:自分の意見をわかりやすく伝える力
・傾聴力:相手の意見を丁寧に聴く力
・柔軟性:意見の違いや立場の違いを理解する力
・状況把握力:自分と周囲の人々や物事との関係性を理解する力
・規律性:社会のルールや人との約束を守る力
・ストレスコントロール力:ストレスの発生源に対応する力

それぞれの力を磨いていき、社会人基礎力を向上していきたいと思います!!



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2017年4月14日金曜日

■うまくチームを回しているファシリーダーのスキル:ファシリーダー度チェック

1.メンバーに何をすべきか、何を期待しているのかを伝えている。

2.チームが仕事を適切に遂行するために必要な材料や道具を整えている。

3.メンバーそれぞれに、毎日最高の仕事をする機会を与えている。

4.この1週間の内に、メンバーの仕事の成果を認めたり、褒めたりした。

5.メンバーを一人の人間として気にかけていることを伝えている。

6.メンバーの成長を応援し、後押ししている。

7.メンバーの意見を聞き、尊重している。

8.会社のミッション・目的のために、メンバーの仕事が重要だと伝えている。

9.メンバーの仕事ぶりを把握し、クオリティの高い仕事をするよう促している。

10.チームメンバーの人間関係を把握している。

11.この6ヶ月のうちに、メンバーの進歩について話す機会を持った。

12.この1年のうちに、メンバーが仕事について学び、成長する機会をつくった。


現時点、できていることは少ないですが、これからまず一つずつでも出来ることをやっていき、うまくチームを回す『ファシリーダー』を目指していきます!!





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2017年4月12日水曜日

■インフルエンザの病態

 インフルエンザは、インフルエンザウィルスによる急性の呼吸器感染症で、毎年冬季に流行を繰り返し、流行性感冒と呼称されている。

 インフルエンザの病態は、
1.インフルエンザウィルスそのものによるもの
2.細菌感染など2次感染によるもの
3.インフルエンザ感染によって引き起こされる宿主の過剰な免疫反応によるもの
3つの因子から形成されている。重症化には、23の病態が大きく関与することから、治療に際しては宿主の炎症の制御が重要な役割を担う。

 インフルエンザは突然に発症し、高熱や頭痛、全身倦怠感、関節痛、筋肉痛など全身症状が強く、高齢者では重症化の可能性が高く、いったん流行が始まると短期間に乳幼児から高齢者まで感染が大規模に拡大するという特徴をもつ。

 鼻水、くしゃみ、咽頭痛などを主訴とし、重症化することの少ない普通感冒(かぜ)とは大きく異なる。ただし、軽症例や非特異的な症状を呈する症例も多く、流行時期以外に臨床所見だけから普通感冒と鑑別することは困難である。

 健常者の多くは無治療で自然治癒するが、基礎疾患を有する患者や乳幼児、高齢者では合併症のため死亡する場合がある。特に高齢者では肺炎合併率が高く冬季死亡の原因となっており、老人ホームなどの高齢者入所施設における集団発生などは社会問題となっている。小児では乳幼児を中心に冬季入院の主たる原因であるだけでなく、インフルエンザ脳症が問題となっている。



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