≪原因≫
狂犬病ウィルスに感染している哺乳類の唾液を介して人に感染する。媒介動物は、犬だけでなく、猫やアライグマやスカンクやキツネやコウモリなどで、咬まれたり、傷口や粘膜を舐められたりすることで感染する。
≪症状≫
潜伏期間は咬まれた部位から中枢神経までの距離により異なり、多くは1~3ヵ月であるが1年以上の例もある。初期症状は、発熱などのかぜ症状と咬傷部位の腫れや痛みなどが2~10日続く。その後、急性神経症状として、水を飲もうとする時に喉の筋肉が痙攣するため水分摂取を拒否する恐水症や冷たい風が頬に当たって喉の筋肉が痙攣するため風を避ける恐風症という特異的な症状が2~10日続く。≪相互リンク≫