2014年4月9日水曜日

■剤型により用法が変わる薬剤:ニフェジピンカプセル・リスモダン・ムコソルバン

■剤型により、用法が変わる薬剤:ニフェジピン
ニフェジピンカプセル・・・!?
ニフェジピンL・・・!?
ニフェジピンCR・・・!?
用法はどうしたらいいの!?

・ニフェジピンカプセル➡1日3回タイプ
・ニフェジピンL錠➡1日2回タイプ
・ニフェジピンCR錠➡ 1日1回タイプ


ニフェジピンカプセル(5)6C3×➡5mg×6個÷1日3回タイプ=1回量は10mg
≒ニフェジピンL(10)2T2×➡Lは、1日2回タイプ
≒ニフェジピンCR(10)1T1×➡⇒CRは、1日1回タイプ 

■剤型により、用法が変わる薬剤:リスモダン
・リスモダンカプセル100mg⇒1日3回タイプ
▼リスモダンカプセル(100)3C3×
・リスモダンR錠150mg⇒1日2回タイプ 
▼リスモダンR(150)2T2×


■剤型により、用法が変わる薬剤:ムコソルバン
・ムコソルバン錠15mg⇒1日3回タイプ
・ムコソルバンLカプセル45mg⇒1日1回タイプ
ムコソルバン(15)3T3×
≒ムコソルバンL(45)1C1×A

 ※ムコソルバンLカプセル(45)は、夕食後服用が推奨されている。


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2014年4月8日火曜日

■勃起不全改善薬『シアリス錠』の排尿障害への適応外使用が、『ザルティア錠』で保険適応可能になります。

ザルティア錠2.5mg・5mg

≪一般名≫
タダラフィル➡シアリス錠と同じ成分

≪効能・効果≫
前立腺肥大症に伴う排尿障害

≪用法・用量≫
通常成人には、1日1回タダラフィルとして5mgを経口投与する。

≪特徴≫
・前立腺肥大症に伴う排尿障害改善剤としては初めてとなるPDE5阻害作用を有する。
・1日1回の投与で、国際前立腺症状スコア(IPSS)トータルスコア、IPSS排尿症状スコア、IPSS蓄尿症状スコア及びIPSS QOLスコアをプラセボに比べて有意に改善しました。
・1年に渡る投与によって、排尿障害の症状改善効果を維持した。

≪作用機序≫
ザルティアは、血管や下部尿路組織に分布するPDE5を阻害することによりNOによって産生されるcGMP濃度を上昇させ、平滑筋細胞を弛緩します。

≪警告≫
・ザルティアと硝酸剤又は、一酸化窒素(NO)供与罪(ニトログリセリン、亜硝酸アミル、硝酸イソソビド等)との併用により降圧作用が増強し、過度に血圧を下降させることがあるので、本剤投与の前に硝酸剤又は一酸化窒素(NO)供与剤が投与されていないことを十分確認し、本剤投与中及び投与後においても硝酸剤又は一酸化窒素(NO)供与罪が投与されないよう十分注意すること
・死亡例を含む心筋梗塞等の重篤な心血管系等の有害事象が報告されているので、本剤投与の前に、心血管系障害の有無を十分確認すること。

≪併用禁忌≫
硝酸剤及びNO供与剤(ニトログリセリン、亜硝酸アミル、硝酸イソソルビドなど)
➡併用により、降圧作用を増強するとの報告がある。
※NOはcGMPの産生を刺激し、一方、本剤はcGMPの分解を抑制することによりcGMPの増大を介するNOの降圧作用が増強する。

▼勃起不全改善薬『シアリス錠5mg・10mg・20mg』の排尿障害への適応外使用が、『ザルティア錠2.5mg・5mg』で保険が適応可能になります。

▼ザルティアの前立腺肥大症に伴う排尿障害は保険が通りますが、レビトラの勃起不全改善薬としては保険適応外になります➡シアリスに比べザルティアは安く手に入る。
ザルティアを大量に処方され、処方された薬が転売されているっていう事態にだけはならないでほしいと思います・・・。



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2014年4月5日土曜日

■女性とこれ以上深入りするとまずいと思った時に、どうすれば相手の方から逃げていくか、女性が逃げていくかもしれない技法・・・!?

女性とこれ以上深入りするとまずいと思った時に、相手に嫌われることをし、女性が逃げていくかもしれない技法です。
①高級レストランで音を立ててスープをすする。
 ➡欧米人の女性に有効!?相手が教養のある女性の場合さらに効果UP。
②食事中に目の前で鼻糞をほじる。
 ➡①、②の方法は、欧米人と比べればに日本人では効果が薄い。
③相手の親の悪口を徹底的にいう。
 ➡万国共通な方法であり、日本人にも効果期待できる。
 

※相手から恨まれる可能性がありますので、上記方法を行うときは、注意してください(笑)


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2014年4月4日金曜日

■営業マンも活かせる芸人の心得

▼話の内容以前に第一印象が肝心!!
▼相手との共通点を素早く見つける!!
▼無理せず自分のキャラを活かす!!
▼できる人をよく観察する!!
▼オリジナルは、アレンジから生まれる!!


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2014年3月25日火曜日

■肺炎球菌ワクチン:ニューモバックスとプレベナーの違い

肺炎球菌は耐性菌も多く、治療よりも予防が重要である。
現在、日本で発売されている肺炎球菌ワクチンは、ニューモバックス:23価肺炎球菌ワクチンとプレベナー:7価結合型肺炎球菌ワクチン(PCV7)がある。

≪ニューモバックス:23価肺炎球菌ワクチン≫
23種類の肺炎球菌莢膜ポリサッカライドを抗原として使用しており、2歳以上で肺炎球菌による重篤疾患に罹患する危険が高い次のような個人及び患者を対象に使用されている。
▼脾摘患者における肺炎球菌による感染症の発症予防
▼肺炎球菌による感染症の予防
・鎌状赤血球疾患、あるいはその他の原因で脾機能不全である患者
・心・呼吸器の慢性疾患、腎不全、肝機能障害、糖尿病、慢性髄液漏などの基礎疾患のある患者
・高齢者
・免疫抑制作用を有する治療が予定されている者で治療開始まで少なくとも14日以上の余裕のある患者
2歳以下の小児には、接種しても抗体が増加しないため、2歳以下の小児には適応がない。
高齢者では、過去に肺炎球菌の保菌や感染症を経験しているため免疫が初期化されており、有効である。
しかし、約5年で抗体価が低下してしまうので再接種が必要となる。

≪プレベナー:7価結合型肺炎球菌ワクチン(PCV7)≫
PCVは、7種類の肺炎球菌ポリサッカライドの抗原しかないが、それぞれをキャリア蛋白と結合させているため、マクロファージによって貪食される。
その結果、T細胞を介して抗体が産生され、乳児でも効果が認められる。
PCV7は、7種類の肺炎球菌に対してのみしか効果を発揮できない。
しかし、侵襲性肺炎球菌感染症(IPD)の原因菌として頻度の多い肺炎球菌を対象としているので、ワクチン使用前の7価のカバー率は日本のIPDから検出される肺炎球菌のやく70〜80%である。
今後は、13価結合型ワクチンが認可される予定であるので、さらにカバー率が上がると思われる。


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