2017年11月14日火曜日

■頭の回転が速い人は、

の回転が早い人は、
①リラックスしている
②集中力がある
③記憶力がいい

≪頭の働きを悪くする最大の敵≫
不安、焦り、マイナス思考、秘密、後ろめたさ、怒り
 ↓
緊張体験の記憶で頭がいっぱい
 ↓
『緊張』
 ↓
頭の働きが悪くなる。

≪脳を活性化させる理想的な心の持ち方≫
・他人と比較しない
・完全主義をやめる
・つらい経験も受け止める覚悟を決める
・熱意と誠意をもつ
・感謝の気持ちを忘れない
緊張とは、不安も裏返し。
『自信を持つこと!!』



≪相互リンク≫

2017年11月13日月曜日

■倫理思考について勉強!!

■『自己主張』と『自分の言葉で伝える』ことの違い

▽自己主張
自分の言いたいことをそのまま伝えること

▽自分の言葉で伝える
自分の言いたいことを相手の立場や考え方を考慮して理解してもらえるように伝えること


■自分の気持ちをちゃんと伝えたいなら感情語じゃなくて倫理語を使うのが大切


▽感情語
自分の気持ちをただ音にして表現している言葉。
他者意識は存在しない。
()『ムカつく』『ウザい』

▽倫理語
他者意識を前提として自分の気持ちや考えを理解してもらおうとして伝える言葉。
()『寒い』『暑い』

■倫理の基本三原則

▽イコールの関係
Aということを他者に伝えるためには、具体例を挙げたり、それを裏付けるエピソードを挙げたりと、Aを形を変えて繰り返します。

▽対立関係
Aをわかってもらうために、あえて反対のBを持ち出す場合があります。
日本についてわかってもらうために、西洋と比べたり、現代を述べるために過去と比べたりします。

▽因果関係
Aを前提に、だからBになると、次の結論を導きます。
A(だから)Bである。

■倫理構造と接続詞

▽因果関係
私は一生懸命勉強した(理由)。だから成績が上がった。

▽理由付け
私は成績が上がった。なぜなら一生懸命勉強したからだ(理由)

▽逆接
私は一生懸命勉強した。しかし、成績は上がらなかった。


■倫理的な『イコールの関係』とは

AA’
抽象的=具体的
主張=具体例
主張=体験・エピソード
主張=引用
たとえられるもの=たとえるもの
※この関係が成り立たない主張は倫理的ではない。

■悩むことと考えることは違う!?

・悩むというのは、ただ漠然と思い悩むこと
・考えるとは、物事を整理して判断すること。

■対比

自分がAと主張しなければならないということは、必ず反対意見のBという主張が存在するということ。
Aを主張するならば、必ず反対のBを意識しながら筋道を立てていかなければなりません。

■企画書と商談では倫理の筋道の立て方が異なる。

▽企画書
・読み手は不特定多数
・表情、口調などの倫理以外の要素が加わらない。

倫理に裏付けがないと説得できない

具体例が有効

▽商談
・面と向かって相手に伝える
・人間は好悪に支配されがち

倫理に他者意識が必要

具体例より、体験・引用が有効


■倫理的に話す3要素

1.主張が明確であること
主張は、場面によって『ポイント』『結論』『要するに』などに変わる。
まず最初に『一言で言いますと』などのように、最初に意見の全貌を短く話すと、その後の意見を聞いてもらいやすくなる。
『一言で言いますと』は、新聞の見出しのようなもの。

2.理由が明確なこと
主張には、必ず主張を支える理由が必要。
言いたいことだけを主張されても、聞き手の『なぜ!?』という疑問に答えなければ、聞き手は理由がわからない主張を受け入れる気にはならないし、倫理的な話ではないと感じてしまう。
『理由』で『主張』を支えていないと、感覚的な話になってしまい、倫理性が薄くなってしまう。
倫理的に話すためには、『主張』とワンセットで、『理由』が整っていることが必要。

3.倫理シグナルが使われていること
倫理シグナルとは、話の全体構成の中で、話の区切り、区切りを倫理的に繋げていく接続詞のこと。
倫理性を高める代表的な接続詞には、『つまり』『要するに』『従って』『なぜなら』『一方』『しかし』などがある。
倫理シグナルが使われていると、より筋道の通った話し方になる。


▼倫理シグナル

≪要約のシグナル≫
前の内容を簡潔に言い換える、まとめる。
()要するに、つまり、従って

≪理由のシグナル≫
前の内容の理由を述べる
()なぜなら、というのは、だから

≪転換のシグナル≫
前の内容から転じて別の内容を話す
()さて、では、ところで

≪対比のシグナル≫
前の内容に対して、対比的に話す
()一方、または、あるいは

≪逆説のシグナル≫
前の内容とは逆の内容を話す
()しかし、ところが、けれども

▼会議・報告・説明などではおすすめできない接続詞

≪並列の接続詞≫
内容を並列に列挙して並べて話す
()そして、それから、また、次に


■倫理的な思考・話し方の度合い(傾向)チェック

1.『要するに何が言いたいの?』と言われてしまうことがある。

2.話の順序は、思いつくままのことが多い。

3.起承転結で話すようにしている。

4.準備は最小限にして、その場で対応するほうだ。

5.反論されると感情的な発言をしてしまう。

6.経過や事実を先に話して、結論を最後に言うことが多い。

7.『なぜ?』『どうして?』と理由を聞くことが少ない。

8.理詰めで話す人は苦手だ。

9.『なぜ』と聞かれると、理由をすぐに言えないことが少なくない。

10.文章にすると、『句点』が少なく、『読点』で繋げて話す方だ。

11.自分自身が内容を十分に理解しないで話すことが多い。

12.話したいことがたくさんあって、話しきれない傾向がある。

13.話し始めると、話が長くなるほうだ。

14.話が終わって、言いたいことがいくつあったか曖昧になる。

15.キーワードを使うより、詳細に話すようにしている。

16.自分の体験談や具体例を話すと、なかなか元の話に戻れない。

17.時間配分は、事前に考えても現場で変わるので、あまり重視しない。

18.根拠となるデータや実例は、なかなか収集できないので、感覚で話す方だ。

19.相手の話を聞くよりは、話している方が好きだ。

20.『あれ』『それ』などの指示代名詞を使うことが多い。




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■『ルンバール』とは!? そして、ルンバールの『適応』と『禁忌』とは!?


『ルンバールとは!?』

ルンバールは、腰椎部で行う脳髄液採取または検査のことであり、一般的には『腰椎穿刺』と言います。背中から腰椎と腰椎の間に針を刺し、脊髄くも膜下腔に存在する髄液を採取する手技であり、主に髄膜炎・脳腫瘍・くも膜下出血などの診断・検査に行います。
穿刺後に髄液の圧力を計り、糖や細胞数、蛋白などの各種データを測定するために56ml程度の髄液を採取しますが、この手技は難しいものではなく、15分~20分程度で終わる簡単なものです。
しかしながら、侵襲を伴う検査であるため、穿刺箇所や穿刺深度により合併症を発症することもあります。また、髄液を採取することで、髄膜や神経、静脈が下方に牽引され、鈍い頭痛を伴うことがあります。

【ルンバールの適応】

ルンバールが適応となるのは主に脳疾患や神経疾患です。これらの疾患の発症時には、髄液の値(圧・蛋白・糖など)が変化するために、髄液を採取し検査することで、病気の判別を行います。なお、一般的に適応となるのは以下の疾患です。
・髄膜炎
・くも膜下出血
・クモ膜下腔閉塞
・脳腫瘍
・特発性頭蓋内圧亢進症
・ギランバレー症候群
・多発性硬化症
・神経梅毒
・神経ペーチェット病
また、上記の疾患の判別だけでなく、場合によっては抗癌剤の髄注や脊髄造影のための造影剤注入の際にも行われます。
 

【ルンバールの禁忌】

・頭蓋内圧亢進が著しい場合(脳ヘルニア(大後頭孔ヘルニア)をきたすような頭蓋内圧亢進のみ禁忌)
・著しい出血傾向のある場合
・穿刺部位に感染巣がある場合
・脊髄の動静脈奇形がある場合
中でも気をつけなければいけないのが、頭蓋内圧が亢進している場合です。腫瘍や出血、膿瘍などによって頭蓋骨の中が圧迫された状態を「頭蓋内圧亢進」と言い、髄液を採取することで、脳圧が一気に下がり、大後頭孔を通って脳が外に飛び出す「脳ヘルニア」を発症する可能性があります。
ただし、髄膜炎などで頭蓋内圧が亢進している場合でも、腫瘍や出血、膿瘍などが原因で脳ヘルニアをきたす“可能性がない”場合には禁忌とはなりません。



■『高齢患者』・『意識障害のある患者』・『小児患者』・『在宅』の輸液管理のポイント


■『高齢患者』の輸液管理のポイント

・高齢者では、知覚感覚の低下によって血管外に漏れていても痛みを訴えない場合や、医療者に遠慮して異常を感じても訴えない場合がある。このため観察を十分に行う。

・輸液側の腕の動かしてよい可動域を説明する。

・ベッドから立ち上がる際や点滴スタンドを持って歩行する際の転倒予防のため、トイレなどの移動前には必ずナースコールを押すよう説明する。

・移動時に輸液ラインが足に絡まないようにラインの長さを調節する。

・衛生面から、輸液ラインが膝より低い位置にならないようにする。


■意識障害のある患者の輸液管理のポイント

・看護師の間で連携を取り、患者の症状の変化や針の刺入部、輸液ラインに異常がないか観察をこまめに行う。

・自己抜針の予防として、輸液ラインはパジャマの下を這わせる。

・点滴スタンドが患者の視界に入らないように頭側に置く。

・ベッドからの転落防止のため、必ずベッド柵を上げる。

・危険行動が見られる場合、センサーを取り付ける。


■小児患者の輸液管理のポイント

・輸液の必要性を理解可能な表現でわかりやすく説明する。

・指しゃぶりの手に刺入しないなど、行動制限が最小限になるように工夫する。

・乳幼児は、特に刺入部位の発赤、浸潤、腫脹の有無を反対側と比較し、十分な観察を行う。

・輸液ラインのループ部分の輪が引っかからないようにする。

・刺入部位の保持のためシーネで固定し、絆創膏のはがれ、汚れ、末梢の循環状態の観察を行い、シーネ固定は適宜交換し、皮膚の清潔を保つ。

・急速な滴下により循環器系に過剰な負荷がかかるため、補液量に十分に注意する。

■在宅の輸液管理のポイント

・在宅輸液を導入する際の看護ポイントとしては、

①医療処置の必要性、緊急時対応などの十分な説明。

②針や輸液ラインの清潔操作、輸液管理や輸液ポンプの操作の指導。

③介護ベッドなどの療養環境の整備。

④ケアマネージャー、訪問診療や訪問看護との連携などがある。




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