2017年6月2日金曜日

■平成29年6月1日より、投薬期間制限が、解除される商品名

・アディノベイト静注用50010002000(バクスアルタ)

・イムブルビカカプセル140mg(ヤンセン)

・コバールトリイ静注用250500100020003000(バイエル)

・サブリル散分包500mg(サノフィ=アルフレッサ)

・ジカディアカプセル150mg(ノバルティス)

・シクレスト舌下錠510mg(Meiji Seika)

・タグリッソ錠4080mg(アストラゼネカ)

・タフィンラーカプセル5075mg(ノバルティス)

・フィコンパ錠2・4mg(エーザイ)

・プリマキン錠15mg※(サノフィ)   ※用法用量が『14日間』とされています。

・マーデュオックス軟膏(中外=マルホ)

・メキニスト錠0.52mg(ノバルティス)

 

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2017年6月1日木曜日

■注射用抗菌薬(抗生剤)使用時の注意

・初回投与時にはアナフィナキシー症状が出現する可能性があるため、投与開始から60分間は十分な観察を行い、異常時には俊敏に対応する。


・開始後、5分間はベッドサイドを離れず、患者の状態を観察する。

・患者の手の届く位置にナースコールを置く。

 
【観察のポイント】
≪全身症状≫
熱感、不安、不快感、無力感、発汗、悪寒

≪皮膚症状≫
発赤、発疹、蒼白、皮膚疼痛、掻痒感、口腔・咽頭部異常感、眼瞼浮腫

≪呼吸器症状≫
咳嗽、くしゃみ、嗄声、喘鳴、鼻閉、咽頭狭窄感、胸部絞扼感、呼吸困難、チアノーゼ

≪消化器症状≫
悪心、嘔吐、下痢、腹痛、腹鳴、腹部蠕動、異味感

≪循環器症状≫
動悸、頻脈、胸内苦悶、血圧低下、脈拍微弱、ショック

≪神経症状≫
しびれ感、頭痛、眩暈、耳鳴り、痙攣、意識障害
以上のような症状が出現した場合は、直ちに投与を中止し、医師に報告して指示に従う。



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2017年5月26日金曜日

■注射薬剤配合変化・薬剤効果低下の防止について

≪配合変化の防止法≫
1.複数の薬剤をすべて同一シリンジに加えると配合変化を起こしやすい。

2.酸性の強いものやアルカリ性の強いものはシリンジを交換し、単独で輸液内に混注する。

▽アルカリ性の強い薬剤(pH8以上)
『アレビアチン』、『5-FU』、『ネオフィリン』、『ラシックス』、『ソルダクトン』、『オメプラール』など

▽酸性の強い薬剤(pH4以下)
『ペルサンチン』、『インデラル』、『エピネフリン』、『プリンペラン』、『ビソルボン』など

▽その他配合変化を起こしやすい薬剤
『プレドニン』、『ウロキナーゼ』、『レミナロン』、『ソル・コーテフ』、『セルシン』、『バクトラミン』、『バンコマイシン』、ビタミン剤、微量元素製剤など

≪薬剤効果低下の防止法≫
1.抗菌薬などで混合しておくことにより力価が低下するものは、使用直前に調整するのが望ましい。
※溶解後安定性のある薬剤であっても、細菌汚染を考慮し、なるべく速やかに使用すること。

2.褐色のアンプルまたはバイアルのものは光に不安定。ビタミンなどはカバーなどで遮光することが望ましい。
ビタミンB2、ビタミンB12、ビタミンKなど。



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