2015年8月26日水曜日

■手洗い・手指消毒を行うべき状況

•病室への入退室時
•患者に直接接触する前および接触後(診察、脈拍測定、血圧測定、体位変換後など)
•患者のすぐ近くの物品(医療器具など)やよく触れる部位に接触した場合
•体液、排泄物、粘膜、傷のある皮膚、創部被覆材(ドレッシング)に接触した場合
•患者ケア中に、体の汚染部位から清浄な部位へ移る場合
•手袋をはずした後
•中心静脈カテーテルを挿入するとき、滅菌手袋をつける前
•尿路留置カテーテル、末梢血管カテーテルの挿入、その他の侵襲的処置を行なう場合

▼擦式消毒用アルコール製剤
3mlでの除菌率は98%程度
1mlでは除菌率は50%程度



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2015年8月25日火曜日

■緑茶(お茶)との飲み合わせで相互作用を起こす薬

・鉄剤(近年では、併用しても問題ないと考えられている)
⇒緑茶のタンニン酸と鉄剤の硫酸鉄が結びつき、難溶性化合物を形成する⇒薬の吸収率が低下する。タンニン酸が薬の吸収を阻害する。ただし、30分程度の間隔を服用前後にあければ問題ない。



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■TNF阻害薬投与中に感染症投与が疑われた場合の投与中止例・再開例

≪感染症が疑われた場合の投与中止例≫
・38℃以上の熱がある場合
・膿性痰がある場合
・CRPが非常に低値であったものが、急に高値になった
上記のような場合は、TNF薬の投与を控えていただく。

≪TNF薬の再開例≫
1週間後の検査にて、
・平熱に戻った
・膿性痰が消失した
・通常のCRP値に戻った
(抗生物質投与中は、抗生物質の投与を中止・終了してから検討する)


※あくまで考え方の一つです。担当医の指示にしたがってください。


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2015年8月24日月曜日

■人望が集まる仕草➡『対人距離の原理』

■対人距離の原理
≪椅子の背もたれは使わない≫
人と話をする時は、前傾姿勢になった方が相手が好感を抱く。
人間は、相手との距離が小さくなるほど、文字通り距離感がなくなり、好感を抱くようになる。
『対人距離の原理』と呼ばれ、前傾姿勢になると、それだけ相手との距離が小さくなる。
すると『自分に興味を持ってくれている』と感じる。
信頼を得るには、相手との距離をできるだけ縮めればよい。
タクシーに乗る時に相手との間にバッグを置くのは、逆効果。
向かい合って話をする場合も、相手との間には、なるべく物を置かない方が望ましい。
相手との距離は近ければ近いほどいい。
後傾姿勢になりがちな人は、テーブルの上に手乗せる癖をつけてみる。テーブルから手が離れた瞬間に後傾姿勢になっていることに気付ける。
『前傾姿勢の医者は信頼されやすい!!』



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■職場で信頼関係を築いていくには、

・相手を尊重する。
・みずから自分が率先して行動する。
・『この人とは一緒にやっていけない』と思われたら何も言うことを聞いてくれない。
・相手との共通点を探す。
・姿勢を前面に押し出す→どれだけ真剣に取り組む気があるのか。こちらの立場になって考えてくれる人か。
・能力を前面に押し出す→知識や経験や対応の仕方→仕事のできる人が親身にやってくれるとわかってもらえたら相手の気持ちも変わってくる。
・自分に間違いがあったら素直に謝ること→指導する立場ならなおさら『ごめんなさい間違ってました』『勉強不足ですみません』と言えるとこの人は度量が大きいと思われるし、信頼関係へと繋がっていく。