2015年6月11日木曜日

■学校薬剤師とは!?

≪学校保健安全法≫
大学以外の学校には、学校薬剤師を置くものとする。

≪必要な資格≫
薬剤師免許

≪必要な資質≫
・薬剤師としての職能
・学校薬剤師としての職務遂行のための知識とその研鑽
・教育にふさわしい人間性と正しい理解

≪職務≫
・学校の保健計画および安全計画の立案への参与
・学校の環境衛生の検査とその維持・改善への指導と助言
・児童・生徒の健康相談およb保健指導
・学校の薬品(保健室や理科室など)の管理についての指導と助言

▼環境衛生検査例
・換気および温度(暖房時おとび冷房時)
・騒音
・照度
・飲料水の水質検査(年2回)
・プールの水質検査(年2回)
・ダニ・アレルゲン検査(保健室のベッドやカーペットなど)
・給食室の衛生検査(人・場所の大腸菌群など)

▼保健管理例
・薬の正しい使い方教室
・薬物乱用教室



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2015年6月10日水曜日

■インスリン注射を行うときに注意すること

【インスリン注射を行うときに注意すること】
▼自分の注射するインスリンの種類、量、使用方法を確実に覚えましょう
▼注射部位は、インスリンの吸収に影響します。以下のことに注意しましょう。
・注射に適している場所:おなか、太もも、おしり、腕
・注射のたびごとに、約3cmほど場所を変えて打ちましょう
・運動するときには、よく動かすところには打たないでください。例えば、走るときには太もも、テニスをするときには腕がよく動くので、それ以外の場所に打ちます。最も影響が少ないのは、おなかです。
▼注射薬は、打つ前に冷蔵庫から出して、室温と同じになるくらいまで置いておきましょう。冷たいまま打つと、痛みが強くなることがあります。
▼注射をした後は、もまないで軽く押さえる程度にしてください。もむとインスリンの吸収が早まります。
▼運動や入浴はインスリンの吸収を早くします。低血糖に注意しましょう。


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2015年6月9日火曜日

■タバコと相互作用を起こす薬

≪薬効が減弱する≫
・クロルプロマジン(抗精神病薬)
・ジアゼパム(抗不安薬)
・イミプラミン(抗うつ薬)

≪有害作用が増強する≫
経口避妊薬(ルナベル配合錠など)
⇒心血管系への有害作用が増強する⇒脳卒中や心筋梗塞、静脈血栓、肺梗塞血栓などの発症リスクが高くなる。



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2015年6月8日月曜日

■脳梗塞慢性期の薬物療法

脳梗塞
・ラクナ梗塞
・アテローム血栓性梗塞
・心原性脳塞栓症
≪再発予防脳卒中治療ガイドライン2009、日本脳卒中学会より参照≫


 

一般名

商品名

投与量

ラクナ梗塞

アテローム梗塞

心原性脳梗塞

抗血小板療法

アスピリン

バイアスピリン

バファリン

75100mg/(心原性300mg/)

A

A

B

クロピドグレル

プラビックス

75mg/

A

A

 

チクロピジン

パナルジン

200mg/

B

B

 

シロスタゾール

プレタール

200mg/

B

B

 

抗凝固療法

ワルファリン

ワーファリン

INR2.54.0

70歳以上ではINR1.62.6

 

 

A
推奨グレード
A:行うよう強く勧められる。
B:行うよう勧められる。



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2015年6月7日日曜日

■どうすれば関心を持つ対象が増えてくるのか!?

▽責任をもつ。
責任に対する意識が高ければ高いほど、『関心』は高くなってくる。

▽好きなことをつくる。
好きなことには、自分のアンテナにどんどん引っかかってきます。趣味の分野を広げていくことも有効でしょう。

▽数字を自分のものにする。
今までは自分と関係ないこととスルーしてきた数字も、実際よく調べたら、関係が大有りだったということもあります。よく知らない数字を見つけたら、まず調べる。の条件反射的な行動をしばらく続けてみるのもいいでしょう。

▽アウトプットする。
ブログやフェイスブックなどのSNSにアウトプットしてみる。自分の関心に対するコメントがあれば、ますます関心は高まるでしょう。

▽ヒントを得る。
職場の上司や同僚との会話、書籍、雑誌、インターネットなどで勉強してみる。知識が増えれば、おのずとヒントとなるようなことも増えてくるでしょう。そうすれば、ものごとはさらに見えてくるようになり、関心も高まってきます。

▽かじっておく。
以前に勉強したことがあったり、知る機会があったものなどで、あなたの頭の中の引き出しに眠っていたものが、再び引き出しが開けられた際に、俄然力を発揮することがあります。あらかじめ知っていること⇒関心を高めるという相乗効果が生まれた。何事もかじっておいて損はないと思います。

 
是非、関心の引き出しを増やしていってください。
そして関心を持ったことと、あなたがこれまで経験したことや他に関心を持ったことが関連付けられないかを考えましょう。
関連付けによって、なんらかの傾向が見出せれば、それが仮説となります。
一方、何らかの疑問や課題が生じた場合は、それを解決したものが仮説となります。
仮説を立てたら、検証です。
検証するためには、実際に足で調べることもあるでしょうし、数字や新聞記事などでチェックすることもあるでしょう。
大切なのは、倫理的な思考を行うことです。
あなたが、関心を持ったことに対して行う、この一連の行動は、きっとわくわくするものになるでしょう。



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