2016年3月24日木曜日

■カフェイン離脱症候群による頭痛

カフェインはそれ自体、頭痛を和らげる効果があることが知られているが、常用している人が摂取を中断すると、その後に頭痛をきたすことがあります。
1100mg以下(コーヒーカップ1)のカフェイン飲料常用者でも中断後に症状を起こし得るが、通常摂取量が多い人ほど発生頻度や重症度が増加します。
通常、1224時間後に症状が出現し、2日目がピークで9日間は持続します。
カフェイン離脱症候群の症状は、頭痛が最も一般的であり、約50%で認めます。頭痛の他には倦怠、活力低下、覚醒低下、傾眠、不満、抑うつ、集中力低下、短期、不明瞭が10大症状です。
カフェイン摂取により、3060分後に症状は速やかに消失します。
カフェイン離脱症候群を起こさないためには、常用者は1週間かけて徐々に摂取量を減らすことが推奨されています。



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